| 成分名 | テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル |
| 医薬部外品名 | テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル |
| 慣用名・別名 | VCIP, VC-IP, テトライソパルミチン酸アスコルビル, テトラヘキシルデカン酸アスコルビル, ビタミンCテトライソパルミテート, ビタミンCテトラヘキシルデカン酸 |
| INCI名 | Ascorbyl Tetra-2-Hexyldecanoate |
| 化学式 | C70H128O10 |
| 分子量 | 650.95 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 3/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は、不安定なビタミンC(アスコルビン酸)の4つのヒドロキシル基をすべて脂肪酸エステル化した完全油溶性のビタミンC誘導体である。通常のビタミンCは水溶性であるため皮脂バリアに阻まれやすく、また空気や光で酸化しやすいという根本的な欠点を持つが、VCIPはこの問題を構造レベルで克服している。
作用機序の核心は「プロドラッグ戦略」にある。エステル結合したまま角質層・表皮を透過し、皮膚内の酵素(エステラーゼ)によってアスコルビン酸へと変換されることで効果を発揮する。水溶性誘導体に比べて浸透速度は緩やかだが、到達深度と効果持続性(48時間超)に優れる点が最大の特徴だ。料理のたとえで言えば、「即席スープ」が水溶性ビタミンCなら、VCIPは「じっくり煮込んだスープ」――効き目に時間はかかるが深く染み渡り長続きする。
期待できる効果は主に3つ。①美白効果:チロシナーゼ活性を阻害しメラニン合成を抑制。②抗老化:コラーゲン産生を促進し、線維芽細胞を活性化することで真皮のハリ・弾力を改善。③抗酸化:活性酸素を消去し、紫外線ダメージや炎症後の酸化ストレスから皮膚細胞を保護。日本では医薬部外品承認成分としても認可されており、美白・育毛剤への配合実績が豊富。
類似成分と比較すると、アスコルビン酸リン酸エステル(APPs)は水溶性で安定性が高いが浸透力は中程度。アスコルビン酸グルコシド(AA2G)も水溶性で穏やかな作用。VCIPはこれらの中で最も高い浸透性・持続性を誇る一方、油性ベース製品への配合に限定されやすく、べたつきが生じる場合もある。配合濃度は通常0.1〜3%程度で用いられ、ナイアシンアミドやレチノールとの組み合わせでシナジー効果が期待される。稀にアレルギー反応の報告もあるが、全体的な安全性は高い。
8件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
素肌しずく ゲルSa製造販売元:アサヒグループ食品株式会社総合点 3.98
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 医薬部外品モイスチャ― しっとり製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.43
ビューナ 薬用UVホワイトニング50製造販売元:コモライフ(株)総合点 3.38
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 抗アクネ 医薬部外品ローション さっぱり 化粧水製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.29
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 抗アクネ 医薬部外品ローション さっぱり製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.29
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 医薬部外品モイスチャ― さっぱり製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.27
FUSARI製造販売元:epauler(エポラ)総合点 3.23
ユースキン メディカルリップスティック製造販売元:ユースキン総合点 2.72