| 成分名 | クオタニウム-91 |
| INCI名 | Quaternium-91 |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜1% |
| 適正pH域 | 4.0〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
クオタニウム-91は、植物由来原料をベースとした第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で、主にコンディショナー・トリートメント・ヘアミルクなどのヘアケア製品に配合される。「クオタニウム(Quaternium)」とはアンモニウムの4つの水素が有機基に置換された構造の総称であり、クオタニウム-91はその中でも特に植物性由来の脂質構造を持つ点が特徴的だ。
作用機序として、カチオン(陽イオン)性の分子が、ダメージや洗浄によって負電荷を帯びた毛髪表面に静電気的に強く吸着し、薄いコンディショニング膜を形成する。この膜が油分の吸着を促し、髪を柔らかくしなやかに保つ。また、帯電防止効果によって静電気による髪の広がりやパサつきを抑える。類似成分であるクオタニウム-18やポリクオタニウム系と比較すると、分子設計の植物由来性が評価されており、頭皮・肌への刺激がより穏やかとされている。
従来のカチオン界面活性剤(セトリモニウムクロリドなど)が頭皮刺激や環境負荷の面で懸念されることがある一方、クオタニウム-91は安全性と使用感のバランスに優れた素材として業界内での評価が高い。ただし、カチオン界面活性剤全般として、アニオン界面活性剤(洗浄成分)との直接混合は電荷中和によって効果が低減するため、配合設計において注意が必要だ。
環境面では、第4級アンモニウム塩構造は一般的に生分解性がやや低く、水生生物への影響が指摘されることがある。完全な植物由来であっても、最終的な化学構造上の環境負荷は考慮すべき点として残る。配合濃度は通常0.1〜1%程度とごく少量で機能するため、製品全体への影響は限定的ではある。
日常的なたとえとして、クオタニウム-91は「髪の表面に薄い保護フィルムを貼るコーティング剤」と考えるとわかりやすい。毛髪のキューティクルが乱れた状態を滑らかに整え、指通りの良さや光沢を引き出す機能は、ダメージヘアケア製品において特に実感しやすい。スカルプDやDHCなどのブランド製品に採用されていることも、その実績と信頼性を裏付けている。
16件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
DHCしっとりうるおう コンディショナーEX製造販売元:DHC(ディー・エイチ・シー)総合点 4.83
DHC しっとりうるおう トリートメントEX製造販売元:DHC(ディー・エイチ・シー)総合点 4.68
アメリオレイト プレミアム トリートメント製造販売元:DEAR-LOGUE COSMETICS ディアローグ コスメティックス総合点 4.57
アメリオレイト プレミアムシャンプー製造販売元:DEAR-LOGUE COSMETICS ディアローグ コスメティックス総合点 4.51
ケアトリコ トリートメントtype-S製造販売元:アリミノ総合点 4.39
トリートメントスパオブヘア・S2-Va スタンダードサイズ (バニラの香り)製造販売元:オブ・コスメティックス/Of cosmetics総合点 4.24
トリートメント オブ ヘア・2-RO製造販売元:オブ・コスメティックス総合点 4.20
ザ・ヘアケア ルミノジェニック トリートメント製造販売元:資生堂総合点 4.20
トリートメントスパオブヘア・S2製造販売元:オブ・コスメティックス総合点 4.19
トリートメント オブ ヘア・2-Ma製造販売元:オブ・コスメティックス総合点 4.18
ルモック.(LeMOC.) ハーバルアロマ クリームバス製造販売元:ルモック.(LeMOC.)総合点 4.18
アメリオレイト トリートメント製造販売元:DEAR-LOGUE COSMETICS(ディアローグ コスメティックス)総合点 4.16
アメリオレイト トリートメント (シトラス500g)製造販売元:DEAR-LOGUE COSMETICS(ディアローグ コスメティックス)総合点 4.15
ARIMINO(アリミノ) ミント マイルドリフレッシュ マスク製造販売元:ARIMINO/アリミノ総合点 4.01
12/JU-NI ダメージリペアヘアミルク ヒートアクティブ効果でうねり・ぱさつきケア 洗い流さないトリートメント製造販売元:木村石鹸総合点 3.78
プロマスター カラーケア アウトバストリートメント ソフト製造販売元:ホーユー総合点 3.07