Ingredient Analysis

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI

カチオン界面活性剤 19件の商品に配合 ID: 20321
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+45

安全性
+50

素材の品質
+50

使用感
基本情報
成分名アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCI
慣用名・別名N-[3-アルキル(12,14)オキシ-2-ヒドロキシプロピル]-L-アルギニン塩酸塩
INCI名Hydroxypropyl Arginine Lauryl/Myristyl Ether HCl
化学式C35H73ClN4O3
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜6.5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +45
肌・頭皮への安全性
補修力 +35
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +50
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +50
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +45
環境負荷・生分解性の評価

概要

アミノ酸系両性界面活性剤(カチオン性コンディショニング成分)。アルギニンにラウリル/ミリスチルエーテル鎖を結合した構造を持ち、負に帯電した損傷毛髪に選択的吸着。シリコーン代替として滑り性・帯電防止・保湿の三機能を一体で発揮。毛髪の切れ毛防止効果も報告されており、皮膚・眼への刺激が低く生分解性にも優れた環境負荷の小さい素材。味の素ファインテクノ開発品。

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIの解析

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClは、アミノ酸の一種であるL-アルギニンに、ラウリル(C12)またはミリスチル(C14)のアルキルエーテル鎖をヒドロキシプロピル基を介して結合させたアミノ酸系両性界面活性剤であり、主にコンディショニング目的で使用される。その分子構造の特徴は、カチオン性の塩酸塩部位と疎水性のアルキル鎖が一分子内に共存する点にあり、負電荷を持つダメージ毛髪の表面(キューティクル)に静電引力で選択的に吸着し、滑り性と帯電防止効果を効率よく発揮する。

最も注目すべき特性は、シリコーンの代替素材として機能しうる点である。シリコーンが被膜形成によって滑らかさをもたらすのに対し、本成分はアミノ酸骨格由来の保湿力と吸着性によって同等以上の指通りを実現しながら、生分解性が高く環境負荷が小さいという優位性を持つ。ノンシリコーン処方の高機能シャンプー・トリートメントに積極的に採用される理由もここにある。

また、傷んだ毛髪(切れ毛・ダメージ毛)への吸着・補修作用も特筆に値する。物理的なブラッシングや摩擦に対し毛髪強度を補助し、切れ毛を抑制するメカニズムは、構造的にはコーティング効果と保湿による柔軟性付与の複合作用と考えられる。

安全性の面では、従来のカチオン界面活性剤(塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムなど)と比較して皮膚・眼刺激性が大幅に低く、アレルギーリスクも低い。アミノ酸系という出自から皮膚コンディショニング効果も認められ、頭皮への配慮を重視した処方にも適合しやすい。配合濃度は0.5〜3%程度が一般的で、洗い流し・洗い流さないの双方に対応できる汎用性も持つ。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ケラチン ヒアルロン酸

相性の悪い成分・混合注意

強アニオン界面活性剤 硫酸塩系洗浄剤

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIを含む商品ランキング

19件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)