広告
シャンプーとコンディショナーが分かれている理由は何でしょう?
最も単純な理由は、シャンプーは頭を洗うため、コンディショナーは髪をさらさらにするため。
大雑把に解説すればこうなりますが、そもそも対象が違うというのが1つ。
そして、コンディショナーは性質上、頭皮には有害であるというのが2つめ。
こちらの方が理由としては大きいように思います。
コンディショナーの基材である陽イオン界面活性剤は、強いタンパク変性と殺菌性を持つ成分。
髪のダメージ部(親水性になっている部分)に選択的に吸着して一時的に指通り改善などの保護効果を付与します。
が、頭皮には前述したような有害性があるため、基本髪にしか塗布してはいけないことになっています。
WENやこの製品のようなクリームシャンプーと呼ばれるタイプは、この有害性を全く無視して、さらさらになる、という部分だけアピールしているのがアホです。
現実的に、WENはアメリカで数万人規模の脱毛や皮膚疾患の被害者を発生させました。
そのWENでさえ、この製品よりはマイルドな陽イオン界面活性剤を使っていたのです。
このKAMIKAというシャンプー、セトリモニウムブロミドをはじめ何種類もの4級陽イオン界面活性剤を投入した普通のコンディショナーのような設計です。
ベースもセタノールやエステルオイルなどのコンディショナーらしい油剤ベースで、全くシャンプーらしい要素は見当たりません。
およそ、全成分を見ただけでは誰もシャンプーだと思わないような内容ですので、これで頭を洗ってたらアホだと思われます。
アホと言われるだけなら大したことありませんが、WENなどの実例を見てもわかるとおり、ハゲても文句は言えないレベルのダメっぷりです。<
/strong>
陽イオン界面活性剤(4級)というのは、そもそも脱毛剤にも使われるのですから、ハゲても何にも不思議じゃありません。
だって、除毛剤で頭洗ったら、そりゃハゲるでしょ。
しおらしくスカルプケア系のエキスなんぞをいくつも配合していたり、ヘマチンだのハチミツだの入れたりしていますが、
もし頭皮を洗うつもりなら、毛が抜けるということを覚悟して使うべきです。
水飴に、0.01%の4級陽イオン界面活性剤を混ぜただけで脱毛剤として機能することをご存知でしょうか。
その4級陽イオン界面活性剤が、この製品には少なくとも3種類、上位に配合されているということは・・・。