Ingredient Analysis

アルブチン

成分 44件の商品に配合 ID: 3014
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+10

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名アルブチン
医薬部外品名アルブチン
慣用名・別名β-アルブチン、ハイドロキノン-β-D-グルコピラノシド
INCI名Arbutin
化学式C12H16O7
分子量272.26 Da
由来植物性/半合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ウワウルシなどの植物由来フェノール性配糖体。ハイドロキノンのグルコース誘導体で、チロシナーゼ活性を競合阻害することでメラニン生成を抑制。1989年に日本で医薬部外品美白有効成分として承認された歴史ある成分。化粧品配合品は半合成。

アルブチンの解析

アルブチン(β-アルブチン)は、ハイドロキノンにグルコースがβ結合した配糖体構造を持つフェノール性化合物です。ウワウルシ・コケモモ・ナシなどの植物に天然存在しますが、化粧品・医薬部外品に配合される原料はほぼ化学合成品(半合成)です。

作用機序は明確で、メラニン合成の律速酵素であるチロシナーゼに競合的に結合し、チロシンとの結合を阻害することでメラニンの生成を抑制します。ハイドロキノンそのものと比較して、グルコースの結合によって皮膚刺激性・毒性が大幅に低減されており、長期使用実績(30年超)から安全性は高く評価されています。

エビデンス面では、医薬部外品の美白有効成分として厚生労働省が承認しており、シミ・そばかすの予防に対して効果が認められています。ただし、既存のシミを消す効果(淡色化作用)はハイドロキノンより穏やかで、予防的・長期的な使用で効果を発揮する成分です。

安全性の留意点として、アルブチンは体内・皮膚上で加水分解されると微量のハイドロキノンを遊離する可能性があり、高濃度配合・光感作性については注意が必要とする見解もあります。EU規制では濃度制限が設けられており(Annex III)、フェイスケアで最大2%、ボディケアで最大0.5%が上限とされています。日本での標準配合濃度は7%以下が一般的です。

配合相性では、ビタミンC(アスコルビン酸)やトラネキサム酸との組み合わせで美白効果の相乗が期待でき、酸化条件・高温・強アルカリ性環境では安定性が低下するため注意が必要です。

相性の良い成分

コウジ酸 ビタミンC誘導体 リコピン

相性の悪い成分・混合注意

金属イオン(Fe3+等)

アルブチンを含む商品ランキング

44件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)