| 成分名 | 塩化オクタデシロキシプロピルトリメチルアンモニウム |
| 慣用名・別名 | ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド |
| INCI名 | Stearoxypropyltrimonium Chloride |
| 化学式 | C24H52ClNO |
| 分子量 | 500.34 Da |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| EWGスコア | 4/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
塩化オクタデシロキシプロピルトリメチルアンモニウム(INCI名:Stearoxypropyltrimonium Chloride)は、モノアルキルエーテル型4級アンモニウム塩に分類される合成カチオン界面活性剤。コンディショナー・トリートメント・ヘアパックなど洗い流し系ヘアケア製品に広く用いられている。
その作用機序は明快だ。パーマ・ブリーチ・紫外線ダメージや洗髪後の毛髪は表面が負(マイナス)に帯電し、キューティクルが浮き上がってパサつきやもつれが生じる。正電荷を持つ本成分が負帯電した毛髪表面に静電吸着し、電荷を中和することでキューティクルが平らに寝かされ、摩擦抵抗が軽減。くし通り性の向上とまとまり感が得られる仕組みは、まさに「磁石のN極とS極が引き合う」原理の応用といえる。
同カテゴリの代表格であるセトリモニウムクロリド(塩化セチルトリメチルアンモニウム)と比較すると、本成分はエーテル結合を介したC18長鎖(オクタデシロキシ)を持つ構造的特徴により、乾燥後の持続的なコンディショニング効果が優れているとされる。またシリコーンとの相乗効果も報告されており、ジメチコンなど揮発性・非揮発性シリコーンと組み合わせることで指通りとまとまりをさらに高める処方設計が一般的。通常はセタノールやステアリルアルコールに溶かし込んだ形で製品に配合される。
一方、安全性については懸念点もある。通常の使用濃度・使用条件下では皮膚刺激性・感作性はほとんどないとされ、40年以上の使用実績がある。しかし4級アンモニウム塩共通の課題として、頭皮に直接接触した場合の炎症リスクは否定できず、スカルプケアを重視する製品への配合には慎重さが求められる。生分解性も良好とは言えず、環境負荷の観点でも留意が必要だ。育毛目的の製品には不向きな成分と評価されることが多い。
9件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
スカルプD ボーテ トリートメントパック ボリューム製造販売元:アンファー株式会社総合点 4.09
スカルプD ボーテ トリートメントパック モイスト 女性用製造販売元:アンファー株式会社総合点 4.01
スカルプDボーテ薬用トリートメントパックボリューム製造販売元:アンファー / ANGFA総合点 3.91
スカルプDボーテ薬用スカルプトリートメントパックモイスト製造販売元:アンファー / ANGFA総合点 3.73
カインズ 薬用地肌ケア コンディショナー製造販売元:カインズホーム総合点 3.71
ラボモ スカルプアロマコンディショナー BLUE製造販売元:アートネーチャー総合点 3.39
ラボモ スカルプアロマコンディショナー RED製造販売元:アートネーチャー総合点 3.39
スカルピーーーノ 薬用スカルプコンディショナー ジャポネーゼ製造販売元:ティー・アンド・エイチ総合点 3.28
プレリアップ ヘアコンディショナー製造販売元:大正製薬総合点 2.44