Ingredient Analysis

ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン

成分 41件の商品に配合 ID: 576
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+50

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
慣用名・別名ベモトリジノール、Tinosorb S、BEMT
INCI名Bis-Ethylhexyloxyphenol Methoxyphenyl Triazine
化学式C31H37N3O3
分子量490.59 Da
由来合成
推奨配合濃度1.0〜3.0%
EWGスコア4/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +50
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +10
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

トリアジン系油溶性紫外線吸収剤(BEMT/Tinosorb S)。UVB域310nmとUVA域343nmに二つの極大吸収を持つ広域スペクトラムフィルター。光安定性が極めて高く、自身が分解されにくいだけでなく他のUV吸収剤(アボベンゾン等)の光安定化にも寄与する。低濃度で高いSPF・UVA-PF向上効果を発揮。油溶性のためクリーム・乳液・オイル系製品に適合。日本では化粧品基準に収載され、粘膜非接触製品で3.0%まで配合可能。紫外線起因のDNA損傷・コラーゲン分解・メラニン生成を予防し、光老化全般の根本的防止に貢献。

ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンの解析

ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(別名:ベモトリジノール、Tinosorb S、BEMT)は、化学式C₃₁H₃₇N₃O₃・分子量627.76 Daを持つトリアジン系合成紫外線吸収剤である。従来型UVフィルターの弱点を克服するために開発された「次世代広域UVフィルター」として、現代の日焼け止め処方の中核を担う。

最大の強みはUVBとUVAの双方をカバーする広域スペクトラム吸収にある。310nm(UVB領域)と343nm(UVA領域)に極大吸収を示し、一成分で日焼け(紅斑・DNA損傷)と光老化(シミ・シワ・コラーゲン分解)の両方を同時にブロックする。これはいわば「一人二役をこなす万能守備手」のような存在であり、処方設計の効率を大幅に高める。

特筆すべきは優れた光安定性だ。多くの有機UVフィルターは紫外線を受けると徐々に分解・失活するが、本成分はその構造的安定性から自身が持続するだけでなく、光不安定なアボベンゾン(ブチルメトキシジベンゾイルメタン)などと組み合わせることでそれらの安定化にも貢献する。太陽光にさらされ続けても効果が減衰しにくい「持続型フィルター」として機能する点は、実使用シーンで大きなアドバンテージとなる。

油溶性の特性上、クリーム・乳液・サンスクリーンオイルなどの油相を持つ処方に適しており、低濃度(0.5〜3.0%)でも高いSPF値への貢献が可能。安全性は比較的良好で、EWGスコア2・コメドジェニック度1と評価されており、皮膚刺激リスクも低い。日本では化粧品基準別表第4に収載された紫外線吸収剤として規制管理されており、信頼性の高い成分といえる。

類似成分との比較でいえば、アボベンゾン(UVA特化・光不安定)やオクチノキサート(UVB特化)と異なり、本成分は単独で広域カバーかつ光安定という優位性を持つ。紫外線によるDNA損傷・活性酸素生成・メラニン合成シグナルの活性化を上流で遮断することで、シミ・シワ・たるみといった光老化全般の根本的予防に寄与する、現代スキンケアにおいて重要な成分である。

相性の良い成分

酸化亜鉛 酸化チタン アボベンゾン メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール

相性の悪い成分・混合注意

アボベンゾン単独使用時の光分解促進(本成分は安定化)

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