| 成分名 | ビタミンCテトライソパルミテート |
| 医薬部外品名 | テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル |
| 慣用名・別名 | テトラヘキシルデカン酸アスコルビル |
| INCI名 | Ascorbyl Tetraisopalmitate |
| 化学式 | C72H130O6 |
| 分子量 | 696.98 Da |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 3/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
ビタミンCテトライソパルミテート(別名:テトラヘキシルデカン酸アスコルビル/VC-IP)は、L-アスコルビン酸の4つすべての水酸基をイソパルミチン酸でエステル化した完全油溶性ビタミンC誘導体である。分子の中央にアスコルビン酸骨格を持ち、四方に炭素数16のイソパルミチン酸鎖が伸びた特異な構造が、皮脂膜との親和性を高め、角質層深部への浸透を実現する。
皮膚に取り込まれると、角質層および表皮内に存在するエステラーゼ酵素によって段階的に加水分解され、遊離のビタミンC(アスコルビン酸)を持続的に放出する「プロドラッグ機構」を持つ。この緩放出性により、水溶性ビタミンCでは達成困難な長時間持続の抗酸化・美白・コラーゲン産生促進効果が期待できる。
主な薬理作用は多岐にわたる。チロシナーゼ活性阻害とメラニンの還元作用による美白効果は、日本の医薬部外品においても有効成分として承認されている。さらに、真皮線維芽細胞におけるコラーゲン合成を支援する補酵素的役割、フリーラジカル消去による抗酸化作用、過剰な皮脂分泌の抑制によるニキビ・毛穴ケアへの寄与も確認されている。
一方でデメリットも存在する。油溶性ゆえに脂性肌やニキビ肌ではコメドリスクが懸念され、使用量・処方設計への配慮が求められる。また、皮膚内での酵素分解を経てはじめてビタミンCとして機能するため、ピュアビタミンCと比較して即効性はやや低い。ビタミンCそのものの比率が分子全体の中で小さいことも、他誘導体より高配合量が必要な理由となる。
配合面では、O/W・W/O両タイプの乳化系に対応し、クリーム・乳液・オイル美容液・日焼け止めなど幅広い剤型に使用可能。光・熱・酸素への安定性が高いため、製品の品質保持においても優位性がある。レチノールやナイアシンアミドとのシナジーが期待され、エイジングケアコスメの核となる成分として高い評価を受けている。
8件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
素肌しずく ゲルSa製造販売元:アサヒグループ食品株式会社総合点 3.93
FUSARI製造販売元:epauler(エポラ)総合点 3.41
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 医薬部外品モイスチャ― しっとり製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.38
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 抗アクネ 医薬部外品ローション さっぱり 化粧水製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.25
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 抗アクネ 医薬部外品ローション さっぱり製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.25
CLEARFUL(クリアフル) ORBIS(オルビス) 医薬部外品モイスチャ― さっぱり製造販売元:オルビス(ORBIS)総合点 3.22
ユースキン メディカルリップスティック製造販売元:ユースキン総合点 2.68
【医薬部外品】スカルプD ボーテ エストロジー スカルプセラム製造販売元:アンファー株式会社総合点 2.63