いわゆる純石鹸という形になります。

純だから良さそう、いえ、違います。
品質を保つのに必要な添加成分がない、ということは、使いにくいうえにデメリットむき出し、と考えてください。

石鹸はそのままでは困るんです

アルカリ性である石けんシャンプーのデメリットは肌のセラミドを溶出させ、セラミドの産生を７時間前後遅らせること。
また、合成界面活性剤に比べて石けんは洗浄に多くの分量を必要とするため、これも環境に優しいとは言えない原因になっています。
そして、水道水のミネラル分と結合して石鹸カスを生成し、髪のごわつきを生じさせ環境に悪影響を与える(富栄養化)問題があります。
純石鹸の場合はキレート剤（金属封鎖剤）がないわけですから、石鹸カスが生成され放題です。
これでは肌への感触は悪く、泡立ちは阻害され、環境に悪影響を与えるデメリットがそのまま。
ないない尽くしで使えない一品であります。