グレイスワンリンクルケアシリーズに共通しているのが、ブリエラスチンによる弾力付与。
これによってシワを伸ばそう、という意図が共通していますが、残念ながらそれほど有効打になっているように見えません。
というのも、ブリエラスチン自体は他のエラスチンやコラーゲンに比べ有意にハリをもたらす成分ではあるものの、他の成分がいまひとつクオリティを感じないために物足りなく感じるんですね。
ブリエラスチンを除いた成分表はまるで安売りの化粧水のようですから、ある意味ではブリが可哀想にも見えるのです。
こちらのリフトエッセンスは、その名の通り美容液なのですが、やはりブリエラスチン以外は凡庸で魅力に欠ける仕上がりです。
効果がまったくないということではありませんが、抗シワを謳うわりにシンプルすぎる印象が拭えません。
ただの美容液、ということであれば違うのですが、あまりにも宣伝が自信満々なためツッコミを入れたくなるというわけです。
シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールなどわりと良い素材も散見されるだけに、もうひと声欲しかった感じですね。
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