リフトシャンプーの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

リフトシャンプーの解析結果

総合点3.17
2799個中352位
品質3.5 %
成分数30
1mlあたり19.4円 %
安全性5.7 %
エキス類7
詳細情報
  • リフトシャンプーの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード]
  • [ランキング] 352位 2799個中/
  • [ポイント(5点中)] 3.17点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 300ml
  • [参考価格] 5830円
  • [1mlあたり] 約 19.43円
  • [商品ID] 7953
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]30
  • [洗浄剤数]3
  • [エキス類]7
  • [特に優れた成分]2
  • [要注意成分]0
販売元による宣伝文
水分バランスを整える働きがある甘草エキスをはじめ、18種類の美容成分を配合。髪のうねりを緩和しながら、根元をふんわりボリュームアップ。華やかなフローラルローズの香りです。
リフトシャンプー解析チャート

リフトシャンプーの解説

リフトシャンプーの製造元、玉理化学株式会社は、美容師さんならおなじみですね。タマリスという関連会社の名称の方がなじみがあるかもしれません。

そんなヘアケアの得意な会社の製品ですので、当然中身も味わいの違う構成となっています。

アミノ酸系+高コンディショニング効果

まず、基礎となっている洗浄剤がラウロイルグルタミン酸TEA。なんともしっとり感のリッチな洗浄剤です。とても肌にやさしく、髪もうるおいをまとってツルツルな感じとなるでしょう。

ただ、この洗浄剤はアミノ酸系の中でも泡立ちと洗浄力が弱いのが欠点。そこを、PPG-2コカミド、セテアレス-60ミリスチルグリコールで粘度を向上させ、泡立ちを安定させている設計ですね。

ココアンホ酢酸Naも泡立ちが良い両性界面活性剤なので、全体的な使用感の快適性に寄与しているものです。

意外とあまり見ない構成ですが、上質でうっとりするような使用感がとても心地よさそうですね。

コンディショニング効果の中心は

洗浄剤のヘアケア効果それ自体も優れているわけですが、なんといってもキトサンラウラミドヒドロキシプロピルスルホン酸Naが違いをもたらしています。

この成分は優れた保湿皮膜形成効果をもたらし、また増粘作用・ゲル化剤としても優秀なので、結果的に上質な洗浄剤をより上質に変化させています。 髪や頭皮に対してコーティング作用をもたらし、抗菌性や潤滑性も残しますから、もはや洗浄剤の枠を超えた活躍をしてくれる成分といえます。

さらにはヘマチンも配合。髪のケラチンへの強い結合力により、毛髪補強,脱毛の抑制,活性酸素除去,チオグリコール酸(パーマ)臭除去,染毛促進など、幅広い有効性。近年、過酸化水素の除去能が白髪の抑制に役立つ可能性も取り沙汰されている成分です。

いかにこのシャンプーが異質で、平凡なシャンプーと毛色が違うのかがこれだけで分かりますよね。

ヘマチンなどと比べると目立ちませんが、エラスチン、コラーゲン、プラセンタ、シルク、ヒアルロン酸といったPPT系などをはじめ、ゴボウ、甘草、ダイコン、トウガラシ、ナスエキスの効能も頭髪に降り注ぐでしょう。

ダイズイソフラボンも配合されていますが、これは皮脂抑制や保湿作用、男性ホルモン抑制といった育毛効果などを期待できます。

高額だが、期待に違わぬ活躍

シャンプーとしてはかなり高額で、6000円近い定価とは驚きではあるのですが、たしかに高いだけのことはある品質といえます。

個性もあり、体験したことのないような洗浄体験を享受できます。そしてサロン品質に迫るヘアコンディショニング作用。頭皮へのメリットも少しじゃありません。

中でも、やはりキトサンラウラミドヒドロキシプロピルスルホン酸Naを中心とした洗浄体験には試すだけの価値があります。

これは、ほとんどトリートメントをしているようなヘアケア、スキンケアをもたらしながら、洗浄剤としてもしっかり使い物になっている、むしろリッチな使用感という点で、こんな経験はなかなかないといえるからです。

さすがは美容メーカーの大御所といった製品です。コスト度外視で本物をとにかく使ってみたい、という方は挑戦してみては?

別名ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル。ゲル化・増粘作用を製品に与え、泡立ちを増したり、粘度を高めたりする素材です。
セテアレス-60ミリスチルグリコール
・ヘマチンは主に豚の血液中のヘモグロビンからグロビンを分離したもの。髪のケラチンへの強い結合力により、毛髪補強,脱毛の抑制,活性酸素除去,チオグリコール酸(パーマ)臭除去,染毛促進など、幅広い有効性を与える。近年、過酸化水素の除去能が白髪の抑制に役立つ可能性も取り沙汰されている。
ヘマチン
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
・安息香酸Naはエゴノキ科アンソウクコウノキ樹脂由来の抗菌剤で、安全性の面から1%以下の配合量規制。安定性を考えてパラベンを併用することが多い。全ての化粧品に対して、安息香酸Al、安息香酸Naなどの安息香酸塩類の合計量は100g中に1.0gまで。
安息香酸Na
加水分解コラーゲン
牛蒡の根から抽出。抗炎症・血行促進作用を付与します。
ゴボウ根エキス
甘草エキス
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。含有量95%以上のものを濃グリセリンと呼びます。
グリセリン
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
加水分解シルク
グアーガムに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加した4級アンモニウム塩。毛髪保護剤ですが、あまり効果が高くありません。
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
加水分解ヒアルロン酸
チャ葉から抽出したエキスです。抗菌作用が優れ、タンニンの収れん作用、ビタミン類の抗酸化作用、アミノ酸の保湿作用など付与します。
チャ葉エキス
肌の真皮層に分布するコラーゲン同士を結びつける繊維状タンパク質です。ゴム状に伸縮する特徴があり、肌の弾力・柔軟性を維持するために欠かせないタンパク質です。
加水分解エラスチン
ラウロイルグルタミン酸TEA