これはどうなんだ?という部分が結構あるんです。
一見すると天然素材がメインのマイルドっぽい処方に見えますが、ボタニカルっぽいがゆえにデメリットになってしまっている部分があります。
本来なら、肌のトーンを上げたり、紫外線を散乱してくれる酸化チタンや、ベントナイトのような成分があります。
これは、針状シリカという尖った形をしているため、そのままでは肌に刺さってダメージの元になります。
一般的にはシリコーンなどで被覆することで(シリコーンレジンといいますね)肌に刺さらず、安全に乗せることが可能なのですが、オルビスユーではある意味むき出し。
明らかに肌に直接刺さってしまう構成のため、意外とマイルドそうでそうでもないんですね。
デメリットの部分からお伝えしましたが、この化粧水の利点は天然素材による保湿効果です。
おだやかに、じわっと肌を保湿するカラスムギエキスや(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、デンプン、トレハロース配合。
抗炎症のモモ葉エキスなどもありますね。
総じて見ると美容効果は穏やか、それでいてデメリットもあるという、なんとも微妙な印象を受ける一品となってます。
そしてその上に、値段もそれなりに高いというのがパンチきいてます。
端的に言うと、あえて使う理由が乏しいように思います。
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