メーカー
bebe cosmetiqueブランド
cici容量
30ml参考価格
2880円1ml単価
96円JAN
4595640860306ASIN
B0DNCFSPBW発売日
20241117ECランク
143105位(総合ランキング)口コミ数
1件口コミの評価
4.5点ID
10759商品説明
解析チームです。今回ご紹介するのは、元AKB48・板野友美さんプロデュースの新オーガニックブランド「cici」から登場した美容クリーム「シシ クリームOG」。製造元はbebe cosmetique。日本の美容業界において「オーガニック×エイジングケア」という組み合わせはすでに定番化しつつありますが、そこに“セレブ発信の美意識”を融合させたのが本製品の個性です。しかも、香りはダマスクローズというだけでなく、フローラルエキスによる天然香気ブレンド。え、つまり高貴な香りで癒されながら保湿も?そうなんです。ですが、スペックはどうなのか?実力は?そして“オーガニック=肌にいい”は本当なのか?今回は忖度なしに、成分から使用感までまるっと徹底解析していきます。
まずは数値から読み解いていきましょう。「シシ クリームOG」は、672製品中330位というミドル帯のポジション。総合評価は5点満点中2.5点と、やや控えめなスコアではあるものの、「安全性」が4.2点と突出して高く、肌に優しい設計がされている点は特筆すべきポイントです。
一方で、「エイジングケア力」や「補修力」はそれぞれ2.3点・2.4点とやや物足りない結果に。ただし、これは比較対象の大半がレチノールやナイアシンアミドといった強力成分を含む製品であることを考えると、低刺激・植物系中心という設計思想とのトレードオフと言えるでしょう。
配合成分数は33個で、素材レベルは2.7点。これは平均よりやや下ですが、「厳選された植物エキス主体」という配合方針の結果と見ることができます。使用感3.0点、保湿力3.1点と平均的ですが、香りや肌あたりの柔らかさに高評価レビューが集中しており、1件ながら口コミは4.5点と好印象。なお、売上は180日間で68個と限定的で、知名度よりも“好みが合えば刺さる”製品と言えるでしょう。
ダマスクローズは、世界で最も高価なローズの一種であり、1kgの精油を抽出するために約3トンもの花弁が必要とされます。このローズウォーターには、皮膚バリア機能の補助、軽度の抗炎症作用があり、フローラルな香りとあいまって癒し効果と肌のpHバランス調整が期待されます。
アルプスの高山植物であるエーデルワイスから抽出される成分。抗酸化活性を持つレオントポド酸が含まれ、肌の弾力サポートや外的ストレスからの保護に有効であるとされます(参考:2013年のJournal of Medicinal Plant Research)。また、皮膚常在菌バランスを整える効果も示唆されており、敏感肌向けの処方に組み込まれることが増えています。
植物幹細胞由来成分として注目されており、特に“Vitis vinifera”種の細胞エキスには皮膚細胞の再生促進や、紫外線による酸化ストレスからの保護といった作用が報告されています(Zhou et al., 2015)。本製品では、肌リズムとの親和性に着目したアプローチがされています。
天然由来スクワランは、肌表面の水分蒸散を防ぎ、“擬似皮脂”としての役割を担うエモリエント成分です。ECOCERT認証済みという点もポイントで、サステナブル志向のユーザーにアピールします。
抗炎症成分の王道とも言える成分で、甘草由来。ニキビケアや赤み対策にも広く使われ、安全性の高さは折り紙付き。植物系である一方で明確なデータが存在する、貴重な“効かせる成分”です。
最大のメリットは、植物エキス主体+高い安全性というバランスにあります。33種類の成分のうち、15種以上が植物エキスまたはその抽出物で、香り成分までも天然由来。特に敏感肌や妊娠中のスキンケア選びにおいて、“攻めるより守る”スタンスの製品設計が光ります。
一方で、デメリットは機能性の弱さ。抗シワや美白など、エビデンスの強い医薬部外品成分が含まれていないため、目に見えた変化を求めるユーザーにはやや物足りないかもしれません。
また、価格帯(2880円/30ml)に対して内容成分のコストパフォーマンスは中程度。とはいえ、香りや容器デザイン、プロデュース背景も含めた「情緒的価値」込みなら、十分納得できる構成といえるでしょう。
話は逸れますが、エーデルワイスエキスは近年、欧州でのナチュラルコスメ認証取得率が急増しており、環境保護意識と肌への優しさの両立成分として今後の注目株です。
「シシ クリームOG」は、華やかなパッケージと高貴な香りに包まれながらも、製品自体は至って“堅実”。植物エキスの働きを活かしながら、肌に優しい処方で構成されています。即効性や変化を求める人には向かないかもしれませんが、日々の肌を丁寧にいたわるにはピッタリなクリームです。
意外にも、香りの良さがスキンケア継続の動機になるというレビューが多く、「香り=モチベーション」という美意識に訴えかける設計が光ります。エイジングケアに“闘う”よりも“寄り添う”感覚を求めているなら、ちょうどいい距離感のアイテムかもしれません。