解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ブランド名
純アミノ酸シャンプー容量
620ml参考価格
3630円1mlあたり
5.9円JANコード
4529739005439ASIN
B0BVL9NKSG発売日
20230202KaisekiID
8920全成分
ロクワトアミノシャンプーは、理容組合と共同開発した業界トップクラスのシャンプー、だそうです。業界で初めて、ビワ葉エキスと画期的な成分SDLを配合しました。合成界面活性剤や洗浄剤を一切使用せず、純粋なアミノ酸で構成されているため・・・と説明されているシャンプーですが、 実際のところどうなのかを見ていきましょう。ちなみに、SDLとはペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)のこと。
ロクワットアミノシャンプーは、4,000を超えるサロンから支持され、多くの高い評価を得ている、という理容組合激推しのシャンプーです。ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNaがベースのアミノ酸系ですね。合成界面活性剤を使用せず・・と言ってましたが、アミノ酸系の合成界面活性剤をふつうに使っているシャンプー、という解釈でよろしいでしょうか。何が純アミノ酸シャンプーなのか?ちょっとそれは作った人にしかわからない世界なのかもしれません・・。
おそらく、ラウレス硫酸Naのような洗浄剤をミックスしていない、アミノ酸系シャンプーとして純である、ということだと思います。それ自体は今どき珍しくないですが、このシャンプー発売時は珍しかったということなのでしょうか。ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)の配合も、今では数え切れないほどのシャンプーに実現していますからね・・。
ロクワットアミノシャンプーは、 アミノ酸系シャンプーとして肌に優しいこと、これは間違いなくメリットとしてあります。さらにペリセア配合で洗浄剤の刺激をさらに緩和し、アミノ酸系という以上に肌に優しい構成となっていると言えるでしょう。加えて、ジヒドロキシプロピルアルギニンHClという素材はシリコーン並に潤滑性を付与してくれるので、このシャンプーは 侮れないほどの仕上がりの良さを予感させるものでもあります。シンプルな構成のわりにやるな、という感じ。
シンプルな構成でありながら、好感度の高い仕上がりを期待できるアミノ酸系シャンプー、その欠点は、洗浄力の弱さ、泡立ちの頼りなさといったことが容易に思い浮かびます。よくも悪くも作りがシンプルなので、市販品にあるような泡立ちや泡持ちの良さのようなものを期待すると残念に思うかもしれません。泡質を含め、 使用感のさっぱり感を期待させるような先はとても乏しいのが特徴でもあります。そういう意味では、 気に入らなかった場合に値段の部分も割高に感じる可能性があります。こればかりは好みの違いとも言えなくは無いですが。
ロクワット アミノシャンプーは、 良い部分も、悪い部分もある、 ただし、仕上がりは比較的悪くないシャンプーであると思います。純アミノ酸シャンプー、合成界面活性剤不使用といった商品説明の部分で少し疑問に思うような面が否めない部分はありますが、内容的には批判されるほど悪くはないものだと思います。特にダメージヘア、肌が弱い方などにとっては とても低刺激で適度にコンディショニング効果があり、使いやすいシャンプーと感じられるのではないでしょうか。欲を言えばもう少しさっぱり感があったり、泡質の部分で改善の余地があるとは思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。