解析結果

【医薬部外品】コエンリッチ 薬用エクストラガード ハンドクリーム

【医薬部外品】コエンリッチ 薬用エクストラガード ハンドクリーム
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総合ランク

11個中 1位

総合点

3.7
3.7

1mlあたり

6.1円
コスパ
3.7

カテゴリ内順位

9%以内
2位 / 11製品中
上位

DATA口コミ・販売データ

Amazon 3220位 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因 皮膚感作性 2件 内分泌かく乱性 2件 経皮吸収 24件
EU規制 ジブチルヒドロキシトルエン
EWG 3+ PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン(3)、エタノール(3)、ジブチルヒドロキシトルエン(4)、メチルパラベン(4)
リスクスコア100点満点・低いほど安全
8/100低
解析安全性値5点満点・高いほど安全
4.8/5良好
EWG スコア21成分の平均・低いほど安全
最高 4
1.7/10良好
判定は上の指標を合わせた総合評価です(解析安全性値を最も重視) EWG 評価済み 21成分
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ジブチルヒドロキシトルエン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B2件
フェノキシエタノール、メチルパラベン
アレルゲン香料
なし
検出なし
マイクロプラスチック
未検出
検出なし
内分泌かく乱性
2件
ジブチルヒドロキシトルエン、メチルパラベン
生分解性高いほど良い
70%比較的分解しやすい
経皮吸収リスク低いほど良い
38%低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

25成分数
0植物エキス
0優れた素材
0注意素材

この商品の強み TOP3 5点満点

4.7/5
No.1 持続性
4.3/5
No.2 安全性(総合)
3.7/5
No.3 コスパ

そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5

サラサラ感
3.6
使用感の良さ
3.5
素材の品質
3.4
保湿効果
3.4
即効性
3.3
エイジングケア
3.1
ホワイトニング
3.0
浸透力
3.0
ツヤ感
3.0
環境配慮
1.9
スキンケア力
1.8
3.5以上 2.5〜3.4 1.5〜2.4 1.5未満
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

高純度コエンザイムQ10配合。手肌年齢対策でハリつやUP。 水・乾燥から手肌を守り、ヒビ・あかぎれを防ぐ。薬用消炎有効成分:グリチルリチン酸2K/ビタミンE誘導体配合 濃密オイルインのたっぷり保湿処方。爪・ささくれもケアして長時間うるお…
広告を含みます。

ANALYZED【医薬部外品】コエンリッチ 薬用エクストラガード ハンドクリーム の解説

489円のハンドクリーム、「医薬部外品」の看板は伊達じゃないかもしれない

解析チームです。489円という手の届きやすい価格帯に、医薬部外品有効成分+CoQ10という組み合わせを詰め込んだコーセーコスメポートのコエンリッチ 薬用エクストラガード ハンドクリーム。総合スコア2.79点という数字が示す「実力と限界」を、成分データから読み解いていきます。

概要:平均以下のスコアが示す「コスパ帯の現実」

解析ドットコムのスタッツ評価では、総合スコア2.79点(平均3.0点比 −0.21点)と、全体的に平均をやや下回る結果となっています。項目別に見ると、保湿力3.1点・安全性3.3点は平均水準をキープしているものの、エイジングケア力2.3点・スキンケア性能2.4点・配合成分レベル2.5点はいずれも「要注意」ゾーンに位置します。

ただし、価格帯(489円/80ml)を考慮すると評価は変わります。ドラッグストアで手軽に購入できる同価格帯のハンドクリームの中で「医薬部外品」の肩書きを持ち、CoQ10まで配合しているのは決して多くありません。スコアが示すのは「高機能プレミアム製品との差」であって、「日常使いの撥水バリアクリーム」という本来の用途ではコスパ2.87点と相応の評価を維持しています。

STATS OVERVIEW — 解析ドットコム評価

配合成分レベル
2.5
全体的な安全性
3.3
スキンケア性能
2.4
使用感
2.7
エイジングケア力
2.3
保湿力
3.1
コスパ
2.87
ホワイトニング
3.0
0 平均 3.0 5.0

総合スコア 2.79 / 5.0(平均比 −0.21点)

注目成分:5つの処方設計を読み解く

ワセリン EWG: 1

由来:鉱物性 / 推奨配合量:1〜10% / コメドジェニック度:0

本処方の核心とも言えるのがこのワセリンです。150年以上の使用実績を持ち、EWGスコア1(最安全)を獲得。石油由来の炭化水素を高度精製したもので、皮膚表面に疎水性の保護膜(オクルーシブ層)を形成し、経皮水分蒸散(TEWL)を抑制します。化学的に不活性であるため、他の成分と反応せず安定した基剤として機能します。

特筆すべきはグリセリン・ヒアルロン酸との相乗効果です。グリセリンが真皮から水分を引き寄せ(ハイドレーション)、ワセリンがその水分を封じ込める(オクルージョン)という「二段階保湿」が処方上に成立しており、保湿力3.1点という平均以上のスコアを下支えしています。ドラッグストアで手軽に購入できる同価格帯製品の中で、この組み合わせを明示的に処方に組み込んでいる点は評価できます。

余談ですが、米国国立医学図書館(PubMed)に掲載された研究によると、ワセリンの経皮水分蒸散抑制効果はセラミド配合クリームと比較しても遜色がなく、むしろ低刺激性の面で優位とする報告が複数存在します。

グリチルリチン酸ジカリウム(有効成分) EWG: 1

由来:植物性(甘草) / 推奨配合量:0.1〜0.8% / 医薬部外品承認成分

配合順の最上位に位置する医薬部外品有効成分です。甘草由来のこの成分は、炎症メディエーターであるプロスタグランジンE2の産生を抑制し、同時にヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を阻害することで、炎症とバリア破壊を同時に制御します。ヒビ・あかぎれというメーカー訴求の根拠がここにあります。

注目したいのは酢酸DL-α-トコフェロール(ビタミンE誘導体)との相乗効果。両者とも抗炎症経路に作用しつつ、ビタミンE側は血行促進に寄与するため、炎症の鎮静と肌コンディションの改善を異なる機序で同時に狙う設計です。なお、強酸性成分・高濃度AHAとの拮抗に注意が必要ですが、本処方のpH環境(リン酸緩衝液でpH5〜8域に調整)では機能が維持されていると考えられます。

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)

由来:合成(発酵由来も存在) / 医薬部外品承認成分

ブランド名を冠する看板成分ですが、配合順では下位(中盤以降)に位置しています。CoQ10は細胞のミトコンドリアにおけるエネルギー産生(ATP合成)に不可欠な補酵素であり、強力な脂溶性抗酸化物質でもあります。加齢とともに体内での産生量が低下することから、外用での補給が注目されています。

ただし、CoQ10は分子量が大きく(MW=863.3)、皮膚深部への到達には製剤設計が重要です。エイジングケア力2.3点という「要注意」評価は、配合量の少なさとデリバリー技術の不透明さを反映している可能性があります。ブランドの顔として機能しているものの、単独での有効性は濃度依存であることを認識しておく必要があります。

ビタミンE2種(酢酸DL-α + d-δ-トコフェロール)+植物オイル複合体

酢酸DL-α-トコフェロール EWG:3 / オリブ油 EWG:1 / ホホバ油 EWG:1 / アルモンド油

本処方は2種類のビタミンEを使い分ける点が興味深いです。酢酸DL-α-トコフェロールはビタミンEのエステル体で安定性が高く医薬部外品有効成分、dl-α-トコフェロールは遊離型でより即効性の抗酸化作用を持ちます。さらにd-δ-トコフェロールはα型より抗酸化力で勝る場面があるとされる形態で、3形態による抗酸化の多重防御と解釈できます。

オリブ油(オレイン酸主体)・ホホバ油(ワックスエステル構造で酸化安定性極高)・アルモンド油は皮脂組成に近くなじみが良好で、リンゴ酸ジイソステアリルとシリコーン類(メチルポリシロキサン・架橋型)との組み合わせで、べたつきを抑えながら撥水バリア膜を形成するという処方設計の巧みさが見られます。

EWG注意点:酢酸DL-α-トコフェロールはEWGスコア3(中程度)。医薬部外品承認成分ではあるものの、過酸化ベンゾイル含有の別製品との同時使用は拮抗の可能性があります。

防腐剤:フェノキシエタノール+メチルパラベン併用 EWG: 各4

フェノキシエタノール:EU Annex III制限あり / メチルパラベン:EU Annex III制限あり・JP旧指定成分

安全性3.3点という相対的な強みが、防腐剤系で一部打ち消されています。フェノキシエタノール(EWG:4)は単独では防腐力が限定的なため、メチルパラベン(EWG:4)との相乗的な防腐設計を採用しています。両成分ともEU Annex IIIで使用制限がかかっており、日本でもメチルパラベンは旧指定成分(表示義務対象)です。

ただし、現行の日本の化粧品基準において推奨配合量(フェノキシエタノール0.2〜1.0%・メチルパラベン0.1〜0.4%)内での使用は承認されており、配合順の末尾付近であることから配合量は少量と推測されます。成分の素性を理解した上で使用するかどうか、判断材料として知っておくべき情報です。

メリット・デメリット

メリット

  • 医薬部外品×撥水バリアの二刀流:グリチルリチン酸2Kによる炎症制御と、ワセリン+シリコーン系による物理的バリアを1本で実現
  • 保湿の三層構造:グリセリン(吸湿)→ヒアルロン酸(保水)→ワセリン(閉塞)という教科書的な多層保湿を489円で提供
  • 抗酸化の多重防御:ビタミンE2種+CoQ10というトリプル抗酸化設計は同価格帯では希少
  • 無香料:香料・着色料フリーで刺激要因を削減(香りデータなし=無香料と判断)
  • EWG1成分が主力:グリセリン(EWG:1)・オリブ油(EWG:1)・ホホバ油(EWG:1)・ワセリン(EWG:1)が処方の骨格を構成

デメリット・注意点

  • エイジングケア力2.3点(要注意):CoQ10はブランド名を冠するが配合順は下位。濃度が十分かどうかは不透明
  • 防腐剤2種がEWG:4:フェノキシエタノール+メチルパラベンのダブル使用。EU Annex III制限対象成分の組み合わせは防腐剤に敏感な方には引っかかるポイント
  • エタノール(EWG:3)配合:処方上位に存在。揮発性があり一時的な乾燥感の原因になる可能性。ただし撥水膜形成のスピードアップに寄与する側面も
  • 石鹸・長時間水仕事では効果限定的:口コミでも「石鹸では落ちる」という報告あり。あくまで軽い水仕事向けのバリア
  • セラミド不在:バリア機能の長期的修復に有効なセラミドが処方になく、スキンケア性能2.4点の主因と考えられる

処方設

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