コンディショナーでありながらトップクラスの育毛成分をふんだんに盛り込んだ製品です。
髪へのなじみがとても良く、肌に負担をかけないような素材を中心にシアバター、マカデミアナッツ、スクワランのようなナチュラルな油分補給成分がチョイスされていますね。4級カチオン界面活性剤ステアルトリモニウムブロミドは一般的な塩化バージョンよりは肌への負担が低めになっています。
それなりにヘアケア効果を持つ中で、最高峰の育毛成分ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド配合。加えてマヨラナの17型コラーゲン産生促進効果による育毛効果、パン酵母由来のサッカロミセス溶解質エキスの核酸、アミノ酸、ミネラル成分による育毛・整肌作用など、注目されている毛包コラーゲンケアによる育毛効果を狙っている部分や、疑似ミノキシジルなどの血行促進作用による国に効果ありと認定されている育毛効果で本気度の高い処方になっていると言えるでしょう。
非常によく目にする深い意味のないノンシリコン志向の流れに乗ることなく、しっかりシリコーン類を配合している点には好感を持てます。育毛効果に何ら邪魔になることなく、髪はサラッとコーティングして指通りを良くしてくれるのですからメリットしかありません。この処方の中では、マイナスはなくプラスしかない、という印象です。
口酸っぱく述べてますが、ノンシリコンだからマイルドになるわけでも、髪がさらさらになるわけでもありません。使わないのは勝手ですが、シリコンがないことによって使用感が悪くなるだけなら、入れればいいじゃない?と思います。だから、このリニューアルでシリコン配合になったことは英断(というかあたりまえ)だと思います。
あくまでもバイタリズムシャンプーの相方として、シャンプーの良い部分を増強する役割として最高の相方になるという見方ができます。単品で使うのでは効果が半減以下になります。このコンディショナーに関してはバイタリズムシャンプーとセットで必ず使うべきであって、それでこそメリットが1+1=3になるような製品です。
ついでに言えば、バイタリズムトニックも同様に擬似ミノキシジル配合で洗い流さないという意味で欠かすことのできない相方です。もし、育毛に本気で取り組むのなら、です。
バイタリズムシリーズを使うなら、この3つを組み合わせることで1+1+1=5にも6にもなるような、意味のあるセットだといえます。普段はセット使いは必要ない、シャンプーとコンディショナーは別メーカーでOK、と言っていますが、こういう組み合わせでメリットが相乗効果になる場合は絶対組み合わせるべきです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。