普段5つ星シャンプー使ってるのに、実家に帰るとシャンプーがメリット。実家あるあるです。
実は、筆者はいままさに実家に滞在しているのですが、シャンプーが「メリット」なんですよ。もう温泉か実家でしか使うことのないメリットのシャンプーですが、なぜかほっこりするんですよね。
クオリティは明らかに低いはずなのに、このほっこり感は何なのか、探ってみましょう。
アレに似てるからほっこりしてしまう?
実家でたまたま使ったのがメリットだったので、ここではメリットを例に挙げてみますが、お世辞にも品質の高いシャンプーとは言えない部類です。何なら、かなり評価は低い。
しかし、実際に使ってお風呂上がってみるとそんなに嫌な気はしないんですね。これは何故なのかってちょっと考えてみたんです。
ちなみにリンス、コンディショナーの方もレベルは決して高くないです。でも、使うとほっこりするのは何故?
これ、DVを受け入れてしまう共依存の関係に似てるんじゃないかと思ったんです。
良い例とは言えないかもしれませんが、DVで暴力をふるわれている側が、ふとした優しさを見せられると許しちゃうという関係性が共依存と言われるのですが、メリットもそれに似てるところあるんじゃないか説。
どういうことか。
シャンプーはどうしようもない、ただただ粗暴な洗浄力を見せつけれる代物。しかし、リンスを使うことで一時の優しさに触れる、シャンプーでボロボロにされたことも何となく許しちゃうみたいな気分にさせられることってあると思ったんです。
この、アップダウンの激しさ、メリハリともいうべきコントラストの高低を見せられることで、メリットって良いヘアケアしてるって錯覚させる効果がもしかしたらあるのでは、と思ったわけです。
ただ、実際はやはりマイナスの方が大きいです。脱脂力は著しく大きいのに、リンスで補えるのはわずかで、一時的ですからね。毎日積み重ねていくと、確実に髪や頭皮の状況は悪化していきます。
そう考えると、慣れると良さを実感しづらくなると言われる本当に良いシャンプーを根気強く使っていく、この大事さを改めて思うのです。
良いシャンプーは削り取る、一掃するという発想ではなく、必要最小限の清浄と、美容効果の加算です。そういう意味では、メリットはマイナスが大きすぎるんですね。マイナスが大きすぎて、しょうもないリンスでもとても効果があったように感じてしまう、というトリックです。だから、使用感は結果的に悪くないけど、実際はマイナスになっているということ。
実家のメリットシャンプーを使いながら、こんなことをつらつらと思い浮かべておりました。
実家でたまに使うメリットはほっこりして悪くないですが、日常で使うシャンプーはぜひ美容の足しになるものを選びましょう。ということで本日はここまで。