Ingredient Analysis

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン

成分 20件の商品に配合 ID: 613
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+0

安全性
+30

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン
慣用名・別名CMADK、S-カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン
INCI名Carboxymethyl Alanyl Disulfide Keratin
由来動物性
推奨配合濃度1〜3%
適正pH域4.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 ○ +30
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 ○ +40
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 ○ +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 △ +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(CMADK)は、ミルボンと新井幸三博士が開発した次世代型ケラチンタンパク質。従来の加水分解ケラチンとは異なり、強アルカリ処理を用いずに羊毛から抽出するため分子構造とジスルフィド結合(SS結合)が保持されている。CMAD基(S-カルボキシメチルアラニルジスルフィド基)を介して毛髪ケラチンとSS交換反応を起こし、髪と共有結合的に一体化。洗髪や熱処理後も脱落しにくい持続性の高い補修効果を発揮する先進的ヘアケア成分。

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチンの解析

カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(CMADK)は、「ケラチン再生テクノロジー」の核となる次世代ケアタンパク質。ミルボンが毛髪科学の第一人者・新井幸三博士(KRA羊毛研究所)と共同研究し、2014年に日本化粧品技術者会誌で論文発表・特許取得した革新素材だ。ミルボン「オージュア」や「ディーセス エルジューダ」シリーズの核心成分として搭載されている。

従来の加水分解ケラチン(PPT)は、羊毛・羽毛をpH11〜13の強アルカリ溶剤で溶解して抽出するため、タンパク質の三次構造もジスルフィド結合(SS結合)も崩壊した「残骸」に過ぎない。これに対しCMADKは、アルカリ溶解を用いない穏和な抽出プロセスにより、天然のケラチン分子構造とSS結合を保持したまま水溶化することに成功した画期的な成分である。

最大の特徴はCMAD基(S-カルボキシメチルシステイン由来のジスルフィド性反応基)を持つ点にある。この基は毛髪皮質内のケラチンが持つSH基(システイン残基)とSH/SS交換反応(チオール-ジスルフィド交換)を起こし、共有結合的に毛髪と一体化する。これはいわば「鍵と鍵穴」どころか「鎖と鎖をつなぐカラビナ」のような化学結合であり、単なる吸着型PPTとは根本的に異なるメカニズムだ。

この結合の実用的意義は高い。通常のトリートメント成分はシャンプーのたびに流出してしまうが、CMADKはSS結合で毛髪ケラチンと共有結合しているため、反復洗髪やドライヤー熱に対する耐久性が高く、補修効果が長期持続する。剛性率(ねじれ弾性率)の改善効果が実測データでも確認されており、ダメージ毛の力学的強度回復に貢献する。

安全性については、動物由来(羊毛)の天然タンパク質をベースとするため生体適合性は高いが、動物性素材であることから純ビーガン処方との相性は考慮が必要。環境負荷は一般的なタンパク質成分と同等で特異的な懸念はない。ミルボン製品以外にもCMADKを採用したヘアケア製品が登場しており、今後のヘアリペア成分の標準として注目される。

相性の良い成分

グリセリン セリン グルタミン酸 アルギニン

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 強還元剤

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20件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)