解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
花王ブランド名
Ines(イネス)容量
480ml参考価格
3850円1mlあたり
8円JANコード
4901301433053ASIN
B0CK11QHPT発売日
20231105KaisekiID
9900全成分
こんにちは、解析チームです。今回は、ines クリームセラム クレンズという一風変わったシャンプーについて、徹底的に解説していきたいと思います。クリームシャンプーに興味がある方、髪のダメージが気になる方は必見ですよ。
inesは、花王が手掛ける高級ヘアケアブランド。「1本4役」を謳うこのクリームシャンプーは、汚れを落としながら頭皮と髪に潤いを与えるというコンセプトが特徴的です。泡立たないクリームタイプのシャンプーって、ちょっと斬新ですよね。
さて、私たちの解析結果によると、このシャンプーは総合ランキングで2966個中1888位、総合評価点は5点満点中1.68点と、正直なところあまり高評価とは言えない結果になりました。特に気になるのは、素材のレベルが0.4点、洗浄力が0.2点と著しく低い点。一体どういうことなのでしょうか。
実は、このシャンプーの主成分はカチオン界面活性剤、つまりコンディショナーの主成分なんです。髪を柔軟剤だけで洗うようなものだと考えると、わかりやすいかもしれません。確かに髪はさらさらになるでしょうが、頭皮には負担がかかってしまう可能性が高いんですよね。
洗浄成分として使われているのは、ステアロキシプロピルジメチルアミンという3級カチオン界面活性剤。肌刺激はマイルドですが、ダメージカバー能力はそこまで高くありません。つまり、髪のコンディショニング効果は期待しにくいんです。
一方で、ユーカリ葉エキスやザクロ果実エキスなど、肌のバリア機能を補強する植物由来成分も配合。皮膚のセラミドを増やし、老化を防ぐ効果が期待できます[1]。また、(ビスイソブチルPEG-15/アモジメチコン)コポリマーは、肌に保湿膜を形成し、バリア機能を補修する働きがあるんだとか[2]。
ただ、頭皮ケアを謳うシャンプーにしては、スカルプケア力は5点満点で1.2点と低め。やはりカチオン界面活性剤主体では、頭皮環境を整えるのは難しいのかもしれません。
このシャンプーのメリットは、何と言っても髪がさらさらになること。カチオン界面活性剤のコーティング効果で、指通りなめらかな髪に仕上がります。また、ホワイトジャスミン&ゼラニウムの上品な香りに、バスタイムが優雅な気分に包まれそうです。
しかし、デメリットも見逃せません。最大の懸念は、頭皮への負担。カチオン界面活性剤は肌のタンパク質を変性させてしまうため、頭皮トラブルを引き起こす恐れがあるんです。特に敏感肌の方は要注意。長期的な使用は避けたほうが賢明かもしれません。
また、480mlで3850円というお値段は、コスパ的にはちょっと厳しめ。口コミの評価は5点満点中4.4点と高いものの、実際の洗浄力や頭皮ケア効果には疑問が残るというのが正直なところです。
いかがでしたか?ines クリームセラム クレンズは、一見魅力的な「1本4役」のシャンプーですが、実際には髪のコンディショニングに特化しすぎている印象を受けました。頭皮ケアやダメージ補修を期待すると、少し肩透かしを食らうかもしれません。
解析ドットコム的には、このシャンプーは「絹のような髪を手に入れたいけど、頭皮は多少犠牲にしてもOK」という、ちょっとやんちゃな美意識の持ち主におすすめかなと思います。たまのご褒美として使うぶんには良いですが、日々のケアには向かないのではないでしょうか。
ines クリームセラム クレンズの真実をまとめると…
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。