素材のチョイスを見てみると肌に優しいという特徴を持つものが多いという第一印象です。 穏やかに整肌作用をもたらす化粧水、 という作り手の思いが伝わってくるようです。
しかしながら同時に、何がどれだけ肌に効くのかという意味では少し薄味だなぁというのが本音でしょう。それなりの保湿、それなりの整肌作用を期待はできますが、値段の割に仕事量が少ない化粧水のように思えます。
いくつかピックアップすると、例えばセラミドのような肌バリア成分そのものといえる配合があったり、抗炎症作用のグリチルリチン酸2Kや防腐剤がいわゆるノンパラベンといった処方であることなど、穏やかな特徴は持っているようです。
決して安物と言う印象はないですが、値段を考えると物足りなさは禁じ得ません。単に穏やかである、というだけならもっとコストを下げたり同じ内容でももっと安くても不思議ではありません。むしろ、この値段であればs必殺技と言えるような決め手が含まれていればなあという感じがしますね。
この成分があるから買う、といえるような脊髄反射で買いたくなる素材がないことは弱みになってしまう部分可と思います。
もちろん、KADASONの穏やかさやセラミドに価値を見出して使われるなら問題ないでしょうが、個人的にお勧めと言えるレベルには達していないかなと思います。
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