解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ライオン株式会社ブランド名
オクトセラピエ薬用スキンケアコンディショナー容量
230ml参考価格
858円1mlあたり
3.7円JANコード
4903301110002KaisekiID
7162全成分
素材の構成が個性的で、特にヘアケア分野に関しては面白い効果が期待できるコンディショナーです。圧倒的な間食の向上は期待できませんが、玄人好みというか地味に良い働きをする素材が数多く配合されています。
ただし、あくまでもこの製品の名称にあるようにスキンケアコンディショナーという特徴は見当たりません。
スキンケアというよりむしろ害の方が多いように見えますが・・。
宣伝文を見ると、この製品の売りとしては「殺菌効果」をアピールしているようです。確かにピロクトンオラミンを配合し広範囲な菌の抑制を可能としています。さらに、ベースの4級カチオン界面活性剤も殺菌効果を多大に保つ成分ですから殺菌剤として使った場合に相当な威力を発揮するでしょう。
逆に言えば、皮膚に直接塗るにはあまりにもデメリットが大きくなってしまいスキンケアどころではなくなってしまう可能性が高いです。
だからといって、髪だけに塗るとスキンケアという当初の目標を達成することができません。
このようなジレンマを抱えているコンディショナーです。
ジグルコシル没食子酸、納豆エキス、ポリクオタニウム-39などのようなちょっとマニアックな成分で特殊なヘアケア効果を付与する部分に関しては面白いと思います。
この部分に限らず、単にコンディショナーとしてみた場合にそれなりの仕上がりを得られるという点で決してダメという製品ではありません。
ジグルコシル没食子酸はブナ科コブに含まれる「没食子酸」から作られたポリフェノール誘導体で、ダメージヘアのキューティクルを擬似的に補修する効果が有ると言われています。
繰り返しになりますが、スキンケアコンディショナーという名前だからといって、頭皮に乗り込んでしまうのは全くお勧めできません。陽イオン界面活性剤の特徴からして少なくとも肌荒れ、最悪脱毛の危険性が十分に懸念される性質の素材です。
使うのであれば髪にだけ塗り、。通常のコンディショナーのように使うことで最もメリット引き出せます。頭皮に塗ったらデメリットが圧倒的に大きくなります。
その辺りをよく理解して使われると良いのではないでしょうか。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。