総合点
2.73総合ランク
286個中 103位成分数
28植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
ナンバースリーブランド名
スタイルミー容量
60ml参考価格
980円1mlあたり
16.3円JANコード
4985514033019KaisekiID
8092全成分
ナンバースリー社のベースケアミルクです。美容師界隈ではあまりにも有名な会社ですが、わりとプロ志向な商品をたくさん輩出しているメーカーです。この商品も、やはり一線を画している部分が見られる内容になっていますね。
このベースケアミルクのすごいところは、瞬間的に体感できる潤滑性でしょう。
クランベアビジニカ種子油フィトステロールエステルズをはじめ、シリコーンエラストマーの抱水力、ペリセアの浸透力、補修力、ジグルコシル没食子酸のダメージ補修力と、市販品ではお目にかかれないような特殊な成分がもりだくさん。
植物由来でありながら、高い効果を発揮する成分を中心に集めているのがわかります。
このヘアケア能力の高さは、間違いなく素晴らしいものと感じられるでしょう。
しかし、1つ問題があります。
この商品は洗い流さないヘアケアミルクでありながら、少なくない量のカチオン界面活性剤を含んでいます。
細かく言えば、3級カチオン界面活性剤なので、ただちに肌に害がある、ということはありません。しかし、塗ったまま、肌に接触したままの状態で長時間放置することは、単純な洗浄剤などよりも肌荒れのリスクが高く、何もない状態と比べれば明らかに懸念がある状態といえるでしょう。
このカチオン界面活性剤があることで、瞬間的にすべすべの感触を付与できるメリットがありますが、やはりリスクが大きいということは考えものです。
髪のことだけを考えれば、ユニークなコーティング素材の数々で柔軟な仕上がりを期待でき、またダメージケア性能もあるのでお値段以上の活躍が見込めるでしょう。
ただ、毛先が肌に触れる部分など、肌の接触はリスクの元となりかねないので、もし心配があるようなら避ける方が良いかもしれません。普通のヘアミルクよりもリスクが高いことは認識しておくべきでしょう。
髪の毛に塗っても、やがて根元の方に流れ出してきたり、手先が接触する顔や首の部分などに肌荒れを起こす可能性は否定できません。
効果が高いだけに、うまく使えば大活躍する可能性を秘めている、副作用の強めな薬のようなものと捉えましょう。メリットだけをうまく抽出できれば、その恩恵は相当に大きいものとなるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。