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総合点

1mlあたり
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安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収25件
メーカー
コーセーコスメポートブランド
セラミエイド容量
450ml参考価格
1855円1ml単価
4.1円JAN
4971710568530ASIN
B0C9Q6KF7P発売日
2023年8月10日ID
10806全成分
商品説明
解析チームです。今回はコーセーコスメポートの「セラミエイド 薬用スキンミルク」を成分レベルで解析します。ヒト型セラミド配合・薬用処方という打ち出しが気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
総合点は2.77点(平均3.0点比 -0.23点)と平均をやや下回る水準です。スタッツを細かく見ると、評価が二極化しているのが特徴的です。
平均以上の項目
平均を大きく下回る項目
突出して高いのが「安全性3.5点」「使用感3.5点」の2項目で、いずれも平均を0.5点上回ります。一方でスキンケア性能1.4点・エイジングケア力1.9点は「要注意」水準。アレルゲン低減を最優先にした処方設計が読み取れる一方、積極的な美容効果は限定的です。450mlのポンプタイプで参考価格2030円(1ml換算約4.5円)と、コスパは標準的な水準にとどまります。
商品名に掲げられるヒト型セラミドの正体がこの成分です。酵母(Saccharomyces)発酵由来のフィトスフィンゴシンをステアリン酸でアシル化したセラミドNP(セラミド3)の医薬部外品表記名。一般的な植物性・合成セラミドと異なり、ヒト角層の細胞間脂質と同一の分子構造を持つため、角質層への親和性が高いとされます。推奨配合量は0.01〜0.5%と少量で機能します。
京都大学や複数の国内研究機関の報告によると、セラミドNPは角層細胞間脂質の「ラメラ構造」を補完し、経皮水分蒸散量(TEWL)を有意に低減することが示されています。後述する水素添加大豆リン脂質との組み合わせで浸透補助効果が期待できる点も、処方設計の工夫として注目できます。
甘草由来成分を脂溶性に変換した医薬部外品有効成分です。水溶性のグリチルリチン酸よりも皮膚浸透性・持続性が優れ、ステロイドフリーで抗炎症効果を発揮。推奨配合量0.1〜1%の範囲内で使用されているとみられます。EWGスコアは3(中リスク)ですが、これはデータ不足による保守的評価であり、CIR(化粧品原料審査委員会)では「Safe as Used」判定。日本では医薬部外品承認成分として長年使用実績があります。
注意点として、強酸化剤・高アルカリ成分との組み合わせで安定性が低下する可能性がありますが、本処方はアルコール(エチルアルコール)フリー・弱酸性設計のため、pH適正域(4.0〜7.0)内での安定配合が図られていると考えられます。
余談ですが、米国国立皮膚炎財団(National Eczema Association)の調査によると、アトピー性皮膚炎患者の約60%が市販保湿剤の「香料・防腐剤」に不満を持っており、無香料・パラベンフリー処方への需要は年々拡大しています。
150年以上の医療・化粧品使用実績を持つ閉塞型保湿の代名詞。皮膚表面に疎水性皮膜を形成し、経皮水分蒸散を物理的に抑制します。化学的に不活性であるため刺激性が極めて低く、EWGスコア1(最安全)。コメドジェニック度も0です。本処方ではグリセリン・セラミドとの組み合わせにより、「水分を引き込む→留める」という二段階保湿設計が機能していると読み解けます。
単一の保湿剤ではなく5種類の保湿成分が並列配合されている点が特徴的です。1,3-BG(EWG:1)・濃グリセリン(EWG:1)・ジグリセリン(EWG:1)・ソルビット液(EWG:1)はいずれも最安全評価。加えてNMF(天然保湿因子)構成アミノ酸であるL-セリン(EWG:1)も配合。異なる分子量・粘性の保湿剤を組み合わせることで、即時感と持続性を両立させる処方設計といえます。
大豆レシチンを水素添加して酸化安定性を高めた天然系乳化成分です。コメドジェニック度2とやや高めですが、細胞膜と類似したリン脂質構造を持ち、セラミドなどの脂質成分の浸透を補助する効果が期待されます。セラミド系成分との相乗効果についてはInternational Journal of Cosmeticsほか複数の研究で言及されており、処方上の意図として評価できます。
注意点:N-ステアロイル-L-グルタミン酸は強カチオン系成分との中和で機能低下の可能性。また水酸化ナトリウム(EWG:5)はpH調整目的での極微量使用が前提ですが、酸性成分(AHA等)との直接混合は避けてください。
"炎症肌の地固め専用機"
エイジングケアや美白より、まず「肌を鎮める・守る」が最優先の人向け
敏感肌・アトピー肌
◎
乳幼児・家族共用
◎
乾燥体部への
ベースケア
○
エイジングケア
メインとして
×
「ヒト型セラミド配合」という訴求は間違いではありませんが、N-ステアロイルフィトスフィンゴシンは成分リストの12番目に位置しており、濃度は相対的に低い可能性を念頭に置いておく必要があります。「セラミドを高濃度で攻める」製品というよりも、炎症を鎮めながら複数の保湿成分でバリアを整える「守りの処方」と解釈するのが実態に近いでしょう。
使用シーン別推奨度:
口コミでは「アトピー・湿疹持ちの定番品」「ベタつかず顔にも使えた」という使用感への言及が目立ち、使用感3.5点のスコアと方向性は一致。一方で「セラミド効果の実感」への言及は少なく、スキンケア性能スコアの低さと符合しています。
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