解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サイズ (cm)
有効成分
サブカテゴリ
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メーカー
ロート製薬ブランド名
肌ラボ容量
140ml参考価格
888円1mlあたり
6.3円JANコード
4987241171286ASIN
B09C7N8CLJ発売日
2021-09-03KaisekiID
10919全成分
解析チームです。ロート製薬の肌ラボ極潤シリーズは、日本中の乾燥肌ユーザーの定番として長年支持されてきました。その中でも「薬用ハリ乳液」は、保湿力とコスパのバランスを追求した製品として知られています。発売から3年弱でECサイトの乳液カテゴリでトップ0.02%にランクインするなど、実績と人気を兼ね備える商品。では、果たしてその実力は?
解析ドットコムでの総合順位は672製品中222位、満点5点で2.66点という結果に。特に目を引くのは保湿力の3.8点で、これは業界平均2.5点を大幅に上回る数字です。ただし髪補修力やエイジングケア力は2.6点とやや低調。成分の安全性3.6点と使用感3.3点のバランスの良さが、口コミ評価4.3点(1718件)の支えとなっています。価格は888円で成分数27個と標準的ですが、コスパ評価3点と「お値段相応」の印象。特に注目したいのは「3種のヒアルロン酸」配合という点で、分子量の異なる成分で肌のうるおいを立体的にサポートする戦略が見られます。
キハダの樹皮から抽出される成分で、抗炎症作用と抗菌作用が特徴です。マウス実験では0.5%濃度で炎症性サイトカインの発現を30%抑制する効果が確認されています(*1)。ただし、美白効果についてはシミ改善効能の記載があるものの、具体的な臨床データはメーカー非公開です。
合成炭化水素の一種で、スクワランに近い感触と高い酸化安定性がメリット。皮膚刺激試験では0.1%濃度で1%未満の刺激性と判定されており(*2)、敏感肌向けの油剤として適しています。ただし、天然由来成分を求める層にはやや抵抗感のある合成成分です。
ヒアルロン酸Na-2、加水分解ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムの3種が配合されています。分子量別の浸透性を考慮した配合で、大分子(ヒアルロン酸Na-2)は皮膚表面で保湿膜を形成、中分子(加水分解)は角質層に浸透、小分子(アセチル化)は真皮層まで到達する可能性があります。実際の保湿効果は、28日間の使用で角質層水分量が23%向上したというメーカー資料が存在します(非公開データ)。
パラベンフリー・アルコールフリー設計は敏感肌に優しく、無香料で香りのストレスを感じません。ただし、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液という合成ポリマーが配合されている点は、ナチュラル志向のユーザーには敬遠されがち。類似製品と比較すると、資生堂「エリクシール シュペリエル エンリッチド リフト ローション」(120ml/1,800円)は高分子ヒアルロン酸+独自保湿ポリマーで保湿力4.2点ですが、価格は2倍以上。コストパフォーマンスを重視する層には本品が優位です。
ナイアシンアミド(有効成分)によるシミ対策効果は認められますが、コラーゲン生成促進成分や抗糖化成分は不使用。同価格帯の「キュレル イオン導入化粧液」(120ml/980円)と比較すると、エイジングケア力は2.6対3.4点と劣勢です。年齢肌の根本改善を求めるには、併用の美容液選びが重要になります。
本製品は「毎日使いの基本乳液」として、コストパフォーマンスと保湿力のバランスを極めた存在です。3種のヒアルロン酸によるうるおい持続効果は実証済みながら、エイジングケアや美白の本格機能は求めない仕上がり。乾燥が気になる20代〜30代前半、または朝用のベースケアとして活用するのが賢明。
次のような方には特におすすめ:
使用シーン別おすすめ度:
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。