| 成分名 | カルボキシメチルキトサンサクシナミド |
| 慣用名・別名 | キトアクア |
| INCI名 | Carboxymethyl Chitosan Succinamide |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.0〜8.0 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 |
| カテゴリ | 成分 |
カルボキシメチルキトサンサクシナミドは、カニやエビの甲羅に含まれるキチンから精製したキトサンをベース原料とし、カルボキシメチル基とサクシニル基(コハク酸アミド基)の二重修飾を施した両性高分子ポリマーだ。川研ファインケミカルが「キトアクア®」として製品化しており、化粧品業界ではキトサン誘導体の中でも最上位グレードの保湿・補修素材として位置づけられる。
キトサンはもともとアミノ基(正電荷)を多く持ち、肌や髪との親和性が高い一方で、酸性溶液にしか溶けないという配合上の大きな制約があった。本成分ではCM基による陰イオン化とサクシナミド化による親水性付与が組み合わされることで中性〜弱アルカリ性でも安定溶解し、化粧水・美容液・シャンプー・トリートメントなど幅広い製剤に配合可能となった。これはヒアルロン酸ナトリウムと同等の配合自由度を実現しており、処方設計上の革新性は高い。
保湿機能の観点では、ヒアルロン酸と同等の吸湿性を発揮するとされており、角質層や毛皮質への水分保持力が持続する。毛髪への作用としては、カチオン性骨格がダメージ部位(マイナス電荷が露出した箇所)に選択吸着し、CM基・サクシナミド基が皮膜を形成することでキューティクルの補修・保護・平滑化を同時に達成する。指通りの向上や静電気抑制効果も高く、使用感は非常に滑らかだ。
安全性の面では、キトサン誘導体全般に言えることだが、甲殻類アレルギー保有者への配慮が必要な点は留意すべきだ。ただし化学修飾が施されているため、原料キトサンよりもアレルゲン性は低下していると考えられており、実際の刺激報告は少ない。EWG等のデータベースでの公式評価はないが、総合的な安全プロファイルは優良水準といえる。
類似成分と比較すると、単純なカルボキシメチルキトサンよりもサクシナミド基の付加により保湿性・柔軟性が向上し、通常のキトサンサクシナミドよりも配合安定性が優れている点が差別化ポイントだ。ヒアルロン酸が「スポンジが水を含む」ような保湿機構とすれば、本成分は「薄膜コーティングが水分を閉じ込める」機構に近く、バリア機能修復と保湿を同時に実現する複合型保湿剤といえる。
11件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)
モンゴ流シャンプー キオティル 製造販売元:アルファウェイ総合点 3.45
モンゴ流シャンプーEX【2021-22バージョン】製造販売元:アルファウェイ総合点 3.22
モンゴ流シャンプーEX クールブリーズ 製造販売元:アルファウェイ総合点 3.12
DHC 薬用Qローション製造販売元:DHC(ディー・エイチ・シー)総合点 3.10
モンゴ流シャンプーEX 製造販売元:アルファウェイ総合点 3.09
オブ・コスメティックス モイスチャークレンジングミルク・F0製造販売元:オブ・コスメティックス総合点 2.76
DHC薬用Qロングリンクルクリーム製造販売元:DHC(ディー・エイチ・シー)総合点 2.65
deartech(ディアテック) ディアテック ヴァリジョア シャンプー 300ml製造販売元:deartech(ディアテック)総合点 2.65
DHC薬用Qショートリンクルクリーム製造販売元:DHC(ディー・エイチ・シー)総合点 2.64
DHC 薬用Qフェースミルク製造販売元:DHC総合点 2.63
deartech(ディアテック) ディアテック ヴァリジョア シャンプー製造販売元:deartech(ディアテック)総合点 2.62