解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
DHCブランド名
DHC薬用Q容量
100ml参考価格
2961円1mlあたり
29.6円JANコード
4511413306574KaisekiID
8246全成分
DHCの薬用シリーズは、表立って成分表記がなくヴェールに包まれていましたが、外国向けのパッケージにはきちんと表記がありましたのでこちらを解析してみたいと思います。
シンプルに作られていますが、クオリティが高いですね。
ぱっと見で目を引くのは油溶性ビタミンCこと テトラヘキシルデカン酸アスコルビル。この成分は油溶性ゆえに肌バリアになじんで浸透していき、肌の内部で48時間にわたって抗酸化作用を発揮する、という正真正銘の機能性成分です。
さらに、カルホキシメチルキトサンサクシナミド、オリーブ葉エキス、ビオチン、水溶性コラーゲン、水添レシチンといった具合に肌を整える効果を質の良い成分で実現しようとしているのがわかります。
基本、保湿中心ですが、キトサンの抗菌性や人工皮膚にも使われる安全性の高いコーティング効果なども素晴らしいですね。
極めつけは、DHCらしい高濃度配合というユビキノン。コエンザイムQ10と呼ばれる成分ですね。DHCというと、他社にはないえげつない配合量が得意なメーカーですから、ユビキノンがどのように肌にメリットをもたらすか、という部分でもかなりわかりやすく実体験できるのでは。
先ほどの油溶性ビタミンC、キトサンとあわせてかなり有望株な乳液であることがわかると思います。
乳液、というと水と油を混ぜる構造上、界面活性剤などの種類によってはデメリットを抱えていたりするものですが、本製品はカルボマー、水酸化Kというきわめてシンプルで安全性の高い乳化剤を採用しています。
もう1つはミリスチン酸ポリグリセリル−10という乳化剤が配合されていますが、こちらもかなり安全性が高いもので、環境にもやさしいですね。
欲を言えば、より少量で安定化させることのできる乳化剤、というものも世の中にはあるので、これがベストだとは言いませんが、それでもデメリットには到底ならない、安心感のある処方の1つといえます。
乳液としてはかなり良いですね。
素材の質の良さはもちろん、安全性も高く、本気で肌をケアしに来てる中でこのコスパですから、さすがはDHCといった印象です。
これだけのクオリティと、配合量を決してサボらない社風というものも加点対象となりますので、見た目よりも数段期待値が高い商品だといえます。
乳液選びに悩まれたら、この薬用Q10も選択肢に入れてみてはいかが?
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。