Ingredient Analysis

ラウロイルグルタミン酸Na

アニオン界面活性剤 28件の商品に配合 ID: 20110
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ラウロイルグルタミン酸Na
医薬部外品名N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム
慣用名・別名ラウロイルグルタミン酸Na
INCI名Sodium Lauroyl Glutamate
化学式C17H30NNaO5
分子量471.57 Da
由来半合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウロイルグルタミン酸Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +35
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

グルタミン酸とラウリン酸を縮合したアミノ酸系アニオン界面活性剤。皮膚・毛髪と同構造のアミノ酸由来で生体親和性が高く、マイルドな洗浄力と保湿性を両立。弱酸性処方に適合し、エモリエント効果とコンディショニング作用に優れる。単独より補助洗浄剤として威力を発揮する設計。

ラウロイルグルタミン酸Naの解析

ラウロイルグルタミン酸Na(Sodium Lauroyl Glutamate)は、肌や髪を構成するアミノ酸「グルタミン酸」とヤシ油由来の脂肪酸「ラウリン酸」を縮合反応で結合させたアミノ酸系アニオン界面活性剤の代表格です。アシルグルタミン酸塩(AG)に分類され、白〜微黄色の粉末状を呈します。cmc(臨界ミセル濃度)は40℃で10.6mmol/L、クラフト点は39℃であり、体温付近で最適な洗浄機能を発揮するよう設計されています。

最大の特徴は高い生体親和性です。肌の天然保湿因子(NMF)の構成成分と類似した構造を持つため、従来の硫酸系洗浄剤(ラウレス硫酸Naなど)が「力づくで汚れを引き剥がす」のとは対照的に、汚れを穏やかに包み込んで浮かせる洗浄機序を取ります。その結果、必要以上の皮脂や潤いを奪わず、洗顔・洗髪後のつっぱり感やきしみを大幅に軽減します。

pH緩衝作用も重要な機能のひとつです。健康な肌はpH4.5〜6.0の弱酸性に保たれていますが、ラウロイルグルタミン酸Naはこの範囲のpH処方との相性が非常に良く、石鹸系成分のようにアルカリ側に傾けることなく、肌本来のバリア機能をサポートします。シャンプーや洗顔料への配合時に製剤のpH安定にも貢献します。

エモリエント・コンディショニング効果が際立っており、洗浄後も肌・髪にうるおいのベールを残す「洗うほど潤う」という独自の機能を実現します。泡立ちは控えめですが、これは過度な脱脂を防ぐ機能の表れであり、欠点ではありません。アミノ酸系洗浄剤の中では比較的洗浄力が高めで泡立ちも良好なため、単独使用のほか、コカミドプロピルベタインやラウロイルサルコシンNaとの組み合わせでさらに優れた使用感が得られます。

安全性については、皮膚刺激性・眼刺激性・感作性ともに低く、敏感肌・乾燥肌・子ども向け製品にも幅広く採用されています。EWGスコアも低く、環境負荷も比較的軽微です。医薬品添加剤(乳化目的の外用剤)としても利用実績があり、その安全プロファイルの高さを裏付けています。

相性の良い成分

ココイルグルタミン酸Na ココイルメチルタウリンNa セラミド グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

強陽イオン界面活性剤 強塩基

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