Ingredient Analysis

トコフェリルリン酸Na

成分 19件の商品に配合 ID: 547
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+10

安全性
+20

素材の品質
+0

使用感
基本情報
成分名トコフェリルリン酸Na
医薬部外品名dL-α-トコフェリルリン酸ナトリウム
慣用名・別名TPNa
INCI名Sodium Tocopheryl Phosphate
化学式C29H50NaO6P
分子量436.34 Da
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +10
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +0
環境負荷・生分解性の評価

概要

ビタミンE(α-トコフェロール)のヒドロキシ基をリン酸エステル化しナトリウム塩としたビタミンE誘導体(TPNa)。油溶性のビタミンEに水溶性を付与した両親媒性成分。皮膚浸透後、加水分解によりビタミンEに変換され抗酸化作用を発揮。活性酸素・活性窒素種の中和、PGE2産生抑制による抗炎症作用、肌荒れ防止・保湿効果を持つ。レゾナック(旧昭和電工)が世界初開発した固有成分で、医薬部外品有効成分(肌荒れ防止)としても承認済み。

トコフェリルリン酸Naの解析

トコフェリルリン酸Na(TPNa)は、油溶性で不安定なビタミンE(α-トコフェロール)の弱点を克服すべく設計された水溶性ビタミンE誘導体。α-トコフェロールのヒドロキシ基をリン酸基でエステル化し、ナトリウム塩としたことで水への溶解性を獲得。レゾナック(旧昭和電工)が世界初開発したオリジナル成分であり、化粧品・医薬部外品の双方で利用される先進的な素材だ。

作用機序の核心は皮膚内での加水分解転換にある。水溶性として皮膚へ素早く浸透した後、皮膚内の酵素や水分によって加水分解され活性型のビタミンEを持続的に放出。通常の油溶性ビタミンEよりも浸透効率が高く、デポ効果として長時間にわたり抗酸化物質を皮膚内で供給し続ける。紫外線・酸化ストレスで発生した活性酸素(ROS)だけでなく活性窒素種(RNS)も中和し、炎症メディエーターであるプロスタグランジンE2(PGE2)の産生を極めて低濃度で有意に抑制する。この抗炎症力は、汎用される酢酸トコフェロールやグリチルリチン酸ジカリウムをも上回る。

類似成分との比較では、酢酸トコフェロール(油溶性・安定・浸透は中程度)やトコフェロール(油溶性・高い抗酸化力・不安定)と比べ、TPNaは水系処方への配合適性・皮膚浸透性・安定性の三点で優位。乳化剤・増粘剤的な機能も持つため、処方設計の自由度も高い。

用途は抗酸化・肌荒れ防止にとどまらず、目のクマ改善・ニキビ予防・保湿にも有効とされ、スキンケア全般での応用が広がっている。医薬部外品における有効成分承認は、エビデンスの質の高さを裏付けるもの。一般の化粧品成分として見た場合でも安全性は高く、刺激リスクは低い。

相性の良い成分

グリセリン セラミド ナイアシンアミド ビタミンC誘導体

相性の悪い成分・混合注意

鉄塩 銅塩 強酸化剤

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19件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)