解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
グレースブランド名
アルビスヴェール容量
500ml参考価格
1540円1mlあたり
3.1円JANコード
4991804001057KaisekiID
7428全成分
ものすごく中途半端。という表現がぴったりでしょう。
なぜかと言えば、皮膚にも髪にもいい顔をしようとして陥る典型的なパターンだからです。
ちょっと全成分表を見てみると、カチオン界面活性剤の配合量が少し控えめになっていることに気づきます。
大事なことは、カチオン界面活性剤がマイルドだったり, 存在しないのではなく,ちょっと配合量が低いだけなのです。
実に中途半端ですね。コンディショニング効果もある程度落ちてしまう上に、リスクはそのまま存在するわけですから、 肌に付けられるほど安全性が高いわけでもなく、髪をすべすべにできる能力も低いと言う見事なまでにあやふやな立ち位置。
さらに、コーティング剤として配合されているのはアミノ変性シリコーンを始め、蓄積しやすく、使うほどに質が悪化していくタイプ。
コーティング成分が配合はされているものの、クオリティが低いために残念な結果を招いています。
ボタニカル感を演出したかったと思われる植物エキスの配合も、抗菌作用程度しか見所がなく、正直言ってトリートメントとして寄与しているとは言い難いものがあります。
このように、徹頭徹尾やることが中途半端であり、商品説明文も無添加だとかボタニカルだとか言ってるわりに中身は普通すぎて、全く特徴がない、そして使えないトリートメントに仕上がってしまっています。
使わないよりは使った方がさらりとしますが、市販の有名どころのコンディショナーの方がはるかに良い仕事をしそうな予感。
そして、肌に優しい製品だったり、本当の意味でボタニカルなトリートメントをお探しであれば、この製品が選択肢に入るのにふさわしいとは思えません。
やってはいけない処方、みたいな取り上げ方をするならアルビスヴェールトリートメントは良い反面教師となる素材として紹介されることでしょう。
そのくらい、とてもまずい処方になっているなぁという印象がはっきり言ってすごいトリートメントです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。