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かなり強気な値付けのヘアエッセンスですが、内容はいかがなものでしょう。
ユニークな点としては、リンゴ果実培養細胞エキスが表皮幹細胞の増殖を維持する働き(つまり抗老化)が期待されます。が、髪につけるものなので微妙、さらに低配合量。
ベースのポリクオタニウム-37は瞬時に増粘作用を示す球状ポリマー。滑らかな抱水性が特徴。
ミネラルオイル、アモジメチコンがしっとり系の保湿作用。
カチオン界面活性剤クオタニウム-87、ベヘントリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリドと、強いコンディショニング効果を狙った配合が見受けられますが、
肌へのマイルドさはいささか度外視されてる感があります。
メントキシプロパンジオールはメントール誘導体。無臭で冷感を付与する成分です。
グルコン酸クロルヘキシジンは細菌に対しての消毒液として用いられます。
ポリクオタニウム-11はカチオン化されたセット性樹脂ですね。
オレアミドオクタデカンジオールはセラミドの代用品としてエモリエント効果付与。総合すると
より実感を伴うコンディショニング効果を与えようと鼻息の荒い処方になっていると見られる一品。
確かにググっと毛髪を柔らかくはしますが、やや強引な印象が否めない手法であり、
またあまり質のいい設計のアウトバストリートメントとは思えません。
この製品の半値以下でより質の高い製品はいくつも知っていますので、オススメということにはなりません。