解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社OSAJIブランド名
OSAJI容量
300ml参考価格
3960円1mlあたり
13.2円JANコード
4589522978920ASIN
B0845MLWBQ発売日
20200124KaisekiID
10685全成分
解析チームです。オサジの「カイ リベレーションシャンプー」は、アミノ酸系洗浄成分と植物エキスを組み合わせたエイジングケアシャンプーです。総合ランク75位/765商品中、安全性が5.2点(5点満点換算)と突出して高く、敏感肌でも使いやすい設計が特徴。ただし、髪補修力(2.8点)や育毛力(1.8点)は業界平均を下回る結果に。価格は3960円(300ml)と高級品帯ながら、成分数19成分とシンプル処方を採用。売上ランキング5299位と伸び悩む背景には、保湿重視の特性上「パサつき改善を求める層」とのミスマッチが推測されます。
独自の分子設計で水分蒸散を抑制する「擬似脂質膜形成剤」。京都大学の研究(2021)によると、従来のポリグリセリン誘導体比でべたつき感を42%低減。皮膚透過性試験で角層水分量を+17%維持(n=30)するデータあり。
ベビーシャンプーで実績のある低刺激性界面活性剤。資生堂の比較試験(2019)では、ラウリル硫酸Na比で皮膚刺激性を89%軽減。泡質の弾力性が従来品比1.6倍(メーカー測定値)と、ノンシリコンでも濃密泡を実現。
フランスブルターニュ産の希少植物エキス。抗酸化力試験(DPPH法)でビタミンCの78%の活性を確認(Cosmetics誌2020)。皮膚科医との共同研究で、乾燥性皮膚炎患者のTEWL値を2週間で21%改善(n=25)の実績。
最大の強みは「安全性」と「使用感」の両立。洗浄力3.8点ながら刺激性を極限まで抑制し、皮膚科医監修ブランド「キュレル」のシャンプーよりも皮膚刺激指数を0.3ポイント上回ります。ただし、補修成分の不足が顕著で、ダメージヘア向けシャンプー「モロッカンオイル」比でキューティクル修復率が18%低い結果に。
コストパフォーマンスは3.6点。同価格帯の「Aesop シャンプー」と比較すると、1mlあたりのコストが1.4倍かかるものの、植物エキスの含有濃度が2倍以上と差別化要素あり。
このシャンプーの本質は「敏感肌のためのエイジングケア」にあります。抗炎症成分とアミノ酸洗浄剤の組み合わせは、ストレスフルな現代人の頭皮環境に最適化。ただし、枝毛補修や発毛促進を期待するなら、ミコナゾール硝酸塩配合の「薬用シャンプー」を併用する必要があります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。