解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)ブランド名
パンテーンミラクルズ容量
440ml参考価格
1540円1mlあたり
3.5円JANコード
4987176173980ASIN
B0BYNWM1HV発売日
20230331KaisekiID
9026全成分
パンテーンミラクルズ うるおいブースト トリートメント。早くも名前負けの予感が否めないのですが、パンテーンがミラクルを起こしてうるおいをブーストし得るのでしょうか。気になる中身を早速拝見。
ちなみに、価格は1500円前後でやや高めか。もちろん、中身次第ではあるのだが。
ビスアミノプロピルジメチコン、ベヘントリモニウムクロリドという、一見うるおいブースト、しっとりブーストなベースとなっています。と言っても、使用感的にしっとり寄り、というだけに過ぎませんが。
それと、バオバブ種子油配合。
バオバブ種子油とは、アフリカ原産のバオバブの種子から抽出される植物油であり、非常に希少です。バオバブ種子油には、天然のビタミンEやステロール、オレイン酸、リノール酸などの成分が含まれ、肌を保湿し、抗酸化作用や炎症を抑制する効果があります。また、高コレステロール症や糖尿病の予防、骨粗鬆症の治療、免疫力の向上などにも役立つとされています。
大変、有用なバオバブ種子油ですが、添加量は少量で、うるおいをブーストさせるほど影響力があるとはどうしても思えないのですよね。
ベースのビスアミノプロピルジメチコンはしっとり感が強い成分で、まぁうるおいブースト感はあるにはありますが、これはこれでビルドアップの問題が出てきたりします。
このトリートメントのメリットは、潤ったような感触があること。ここがポイントで、保湿効果で包まれるというより、使用感の時点がピークで、潤ったような感じをさせる、というところに注力しているような感じがあります。
そして、洗い上がりにはバオバブ種子油の油分が残り、それはそれで髪に潤いは残すので、メリットとは言えるでしょう。
トリートメントというより、リンス剤のような印象があります。インパクトに欠け、持続性もなく、リンス的なトリートメントです。
パンテーンミラクルズ うるおいブースト トリートメントは、残念ながらうるおいがブーストされる期待値が低いと感じます。その理由は、そもそも素材が少なく、潤い成分もほとんど存在感がないこと。これでは、まだ他の市販コンディショナーの方が期待値が高いような、そんなレベルに感じてしまいます。
パンテーンらしいといえばそれまでですが、ミラクルを起こせるのでは、と期待した方にはそれを裏切るような結果になってしまうのでは、と思わせる内容となりました。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。