解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)ブランド名
パンテーンミラクルズ容量
440ml参考価格
1540円1mlあたり
3.5円JANコード
4987176174048ASIN
B0BYP1YS7Z発売日
20230331KaisekiID
9025全成分
P&Gが送り出すパンテーンの新ライン、ミラクルズから、シルキーリペアトリートメントの解析です。
超シンプルな成分表、いわゆる添加成分をほとんど含まないスタイルはパンテーンらしさが溢れていますが、このミラクルズはどこらへんがミラクルなのでしょうか。早速検証していきましょう。
ベースにビスアミノプロピルジメチコン。ビスアミノプロピルジメチコンは、ジメチコンの両末端をアミノプロピル基に置き換えた成分で、髪の毛の表面にコーティングを施して、摩擦やダメージから守る効果があります。また、髪の毛をなめらかにし、艶を与える効果もあります。
この成分を基軸として、4カチ(4級カチオン界面活性剤)ベヘントリモニウムクロリド、ユチャ種子油を配する構成です。
ほぼ、これだけです。パンテーンの由来にもなっている、パンテノール、パンテニルエチルの配合もありますが、髪にとってはこの新陳代謝を促進する成分はあまり活躍の場がない印象です。頭皮に塗ってなんぼ、という成分ですので。
ベースが4カチ(4級カチオン界面活性剤)ですと頭皮にはタンパク変性作用が強く、塗るとデメリットが大きいのです。
このトリートメントのメリットは、、しっとりとするのは間違いありません。しかし、コンディショナーと言っても良いくらい、控えめであまりミラクルな印象はありませんね。。
全体を見る限り、それほどメリットといえるものが明確にあるトリートメントではないように感じられますね。
トリートメントというより、コンディショナー、あるいはリンスというべきような内容であることがデメリットといえます。効果があまりにパンテーン。
パンテーンミラクルズ シルキーリペア トリートメントは、パンテーンらしいといえばそれまでですが、あまりに薄味。希薄で、細々としたコンディショニング効果に留まる印象です。
それにしてはコスパが悪いように思いますし、もう少し色々と内容分が増えてほしいなぁという、感想がうまく出てこないようなトリートメントですね。はい。
パンテーンらしい、といえば、本当にそれまでです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。