Ingredient Analysis

加水分解卵殻膜

成分 50件の商品に配合 ID: 1158
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
-15

安全性
+35

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名加水分解卵殻膜
医薬部外品名加水分解卵殻膜
INCI名Hydrolyzed Egg Shell Membrane
由来動物性
推奨配合濃度0.5〜5%
適正pH域4.5〜6.5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +35
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +40
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +25
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +10
環境負荷・生分解性の評価

概要

鶏卵殻(内側)の薄膜をアルカリまたは酵素で加水分解した動物性タンパク質・ペプチド混合物。主成分はケラチン系タンパク質・糖タンパク質で、コラーゲン(特にI型・III型)・ヒアルロン酸・コンドロイチン・グルコサミン・シスチンを含む18種のアミノ酸を含有。皮膚線維芽細胞を活性化してIII型コラーゲン産生を促進し、肌の柔軟性・ハリを改善。卵アレルギーの懸念あり。

加水分解卵殻膜の解析

加水分解卵殻膜は、鶏卵の殻と卵白の間に存在する厚さ約70μmの薄膜をアルカリまたは酵素で加水分解し、可溶化・粉末化した成分。国内ではキユーピーが特許製法で製造する「EMプロテイン-P」がほぼ唯一の原料供給源とされており、多くの卵殻膜コスメは同一の原料を使用している可能性がある。

成分の本質は天然タンパク質・ペプチドの複合体。コラーゲン(I型・III型)、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、エラスチン様ペプチドなど、皮膚細胞外マトリックスの構成成分に近似した物質を豊富に含む。これが「卵殻膜は皮膚に似ている」と言われる所以であり、古来から傷の治療に用いられてきた漢方的知見とも一致する。

作用機序として最も注目されるのは、皮膚線維芽細胞の増殖促進とIII型コラーゲン産生の誘導。III型コラーゲンは「赤ちゃん肌」に多く含まれる柔軟性の高いコラーゲンで、加齢とともに減少する。加水分解卵殻膜はこの産生を促すことで、肌に弾力とみずみずしさをもたらすと報告されている。また、シスチンを含む18種のアミノ酸が角質層への浸透・補修にも寄与し、ダメージ肌のコンディションを整える効果も期待できる。

比較対象として加水分解コラーゲンヒアルロン酸との違いを見ると、卵殻膜エキスは単一成分ではなくコラーゲン・GAG・アミノ酸を一度に複合的に取り込める点でユニーク。コスト面でも比較的入手しやすく、「1000円台のプチプラ化粧品」にも配合されることが増えている。

安全面では卵アレルギー(卵白・卵黄)保有者には注意が必要。加水分解処理によりアレルゲン性は低下するが、アレルギー体質の方は使用前にパッチテストを推奨。日本の医薬部外品添加物として承認されており、育毛剤・スカルプケア・パーマ剤など幅広い用途で規制上の使用が認められている。環境面では、食品製造時に廃棄される卵殻膜を有効活用するサステナブルな素材という側面もある。

相性の良い成分

ビタミンC誘導体 ナイアシンアミド ヒアルロン酸 コラーゲン セラミド

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 強アルカリ

加水分解卵殻膜を含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)