Ingredient Analysis

塩化ステアリルトリメチルアンモニウム

カチオン界面活性剤 24件の商品に配合 ID: 4940
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
医薬部外品名塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
慣用名・別名ステアルトリモニウムクロリド
INCI名Steartrimonium Chloride
化学式C21H46ClN
分子量347.00 Da
由来合成
推奨配合濃度0.3〜1.0%
適正pH域3.0〜6.5
EWGスコア6/10
コメドジェニック度3/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
塩化ステアリルトリメチルアンモニウムの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +15
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ステアルトリモニウムクロリドとも呼ばれる4級カチオン(陽イオン)界面活性剤。髪のダメージ部位に選択的に吸着し、疎水性コーティングを形成することでコンディショニング・帯電防止効果を発揮する。一方、タンパク変性作用が強く頭皮や肌への刺激リスクが高いため、使用濃度に規制が設けられている。

塩化ステアリルトリメチルアンモニウムの解析

塩化ステアリルトリメチルアンモニウム(INCI名:ステアルトリモニウムクロリド)は、炭素数18のステアリル鎖を持つ4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤です。水中で陽イオンに解離し、マイナスに帯電した物質と強く引き合う性質を利用してコンディショニング効果を発揮します。

髪の表面はケラチンタンパク質によってマイナス帯電しており、ダメージを受けるとその電荷はさらに強まります。この性質に対してステアルトリモニウムクロリドが静電気的に吸着し、表面を疎水性コーティングすることで、摩擦を低減してまとまりや指通りを改善します。また、コーティング成分(シリコーン等)が定着しやすい下地を作る役割も担います。さらに細菌もマイナスに帯電しているため、殺菌・防腐補助効果もあわせ持ちます。

一方で、タンパク変性作用が強く、皮膚・頭皮に接触した場合の細胞毒性リスクが指摘されています。医薬部外品では薬用シャンプー・リンス類に5.0%、育毛剤に3.0%、その他薬用化粧品に1.0%という上限が設定されており、濃度管理が重要です。染毛剤・パーマ剤には濃度規制がないものの、頭皮付着には注意が必要です。

コンディショナーやトリートメントにおいてはすすぎ時の指通り改善・帯電防止に即効性を示しますが、髪の内部補修や保湿効果はほぼ期待できません。環境面では生分解性が低く、水生生物への毒性も報告されており、環境負荷の高い成分として認識されています。より安全性の高いカチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリドなど)が代替として普及しつつある現状もあります。

相性の良い成分

シリコーン グリセリン パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

硫酸塩系洗浄剤 陰イオン界面活性剤

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24件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)