解析結果

ミルボン ディーセス エルジューダMO 単品 120ミリリットル (x 1)

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

販売開始から 0年0ヵ月0日(0日)
ミルボン ディーセス エルジューダMO 単品 120ミリリットル (x 1)
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総合ランク

592個中 0

総合点

2.53
2.53

1mlあたり

17.3
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

61%以内
363位 / 591製品中
上位
ミルボン ディーセス エルジューダMO 単品 120ミリリットル (x 1)解析チャート

SAFETY成分安全性リスク

要注意 27 / 100 フラグ成分 1 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(1件)
SVHC EU REACH 高懸念物質
シクロメチコン
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
シクロメチコン
EWG 平均 2.7 最高 4 / 10(10件評価済み)
スコア3以上:シクロメチコン(4)、ジメチコン(3)、ミネラルオイル(4)、安息香酸アルキル(C12-15)(4)、黄204(4)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
53%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
45%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

11

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

サブカテゴリ

総合

メーカー

ミルボン

ブランド

milbon(ミルボン)

容量

120ml

参考価格

2077円

1ml単価

17.3円

JAN

0785525840255

ASIN

B0076JBOBC

発売日

20120301

ECランク

478位(総合ランキング)

ID

11392
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ANALYZEDミルボン ディーセス エルジューダMO 単品 120ミリリットル (x 1)の解説

エルジューダMOの主成分、EUで規制対象になっていた?

解析チームです。ミルボンの定番ヘアオイル「エルジューダMO」を成分レベルから徹底解析しました。2011年発売のロングセラーですが、スタッツデータが示す"意外な実態"はプロでも見落としがちな論点を含んでいます。処方設計の意図を読み解きながら、正直にレポートします。

概要:「使用感特化型」の割り切り設計

総合スコア2.53点(平均3.0点)は「やや物足りない」水準。ただし単純な低評価ではなく、設計思想を理解したうえで評価する必要があります。11成分というコンパクトな処方の中で、スコアは項目によって大きく二極化しています。

STATS OVERVIEW ─ エルジューダMO

使用感
3.3
全体的な安全性
3.3
配合成分レベル
2.5
コスパ
2.4
エイジングケア力
2.2
保湿力
2.2
髪補修力
1.7
スカルプケア力
0.7

平均水準(3.0点)との比較。金色バー:平均以上 / グレーバー:平均前後 / 赤バー:要注意水準

最大の特徴は「使用感3.3点(平均比+10%)」と「スカルプケア力0.7点(平均比-77%)」の極端な乖離です。これは欠陥ではなく、仕上げ用スタイリングオイルとしての明確な設計思想を反映しています。補修・スカルプを期待するプロダクトではなく、「軽い質感でまとまりを出すフィニッシュオイル」というポジショニングを成分レベルが裏付けています。髪補修力1.7点という数値は「要注意」水準ですが、求める機能とのミスマッチによる評価低下と解釈するのが正確です。

余談ですが、国際美容学会(IFSCC)の報告によると、揮発性シリコーンをベースとしたヘアオイル処方は「洗い流さないトリートメント」カテゴリーの中でも特に「仕上がりの軽さ」に特化した設計として確立されており、補修成分との役割分担が明確になっています。

注目成分:シリコーン三重奏と植物オイルの組み合わせ

シクロメチコン(配合順位1位)

EWG:4
EU規制対象(Annex III)
SVHC登録
生分解性0.20(低)

処方の主体を担う揮発性シリコーン(環状ジメチルシロキサン D4〜D6混合物)。使用後に揮発してほぼ残留しないのが最大の特徴で、べたつかないオイル感の正体はこの成分にあります。配合順位1位という事実は、製品の質感設計においてシクロメチコンが中核を担っていることを示しています。ただし、D4・D5はEUで濃度0.1%超の洗い流さない製品への配合が実質制限されており(EU化粧品規則Annex III)、SVHCリストにも登録されています。生分解性スコア0.20は「低い」水準で、環境中での残留リスクが指摘されています。推奨配合量1〜10%の範囲内での使用は安全性評価機関CIRも「Safe as Used」と判定していますが、EU基準を重視するユーザーには留意点となります。

バオバブ種子油 × アルガニアスピノサ核油(植物オイルデュオ)

EWG:2(両成分)
生分解性0.95(高)
規制なし

この処方における植物由来の顔がこの2成分です。バオバブ種子油はオレイン酸・リノール酸・フィトステロールを豊富に含む高機能植物油で、アフリカ伝統医療でも古くから使用されてきた実績があります。アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)はトコフェロール(ビタミンE)とポリフェノールを高濃度で含有し、「モロッコの黄金」と称される希少オイルです。

注目すべきは処方設計の巧みさ:バオバブ種子油とスクワランは成分データベース上で相乗効果が確認されており、アルガンオイルはトコフェロール(本処方にも配合)との相乗効果が文献上支持されています。さらに両油ともに生分解性スコア0.95という環境負荷の低さは、シクロメチコンやミネラルオイルの生分解性0.20と対比すると際立ちます。ただし配合順位から推定すると、これら植物オイルの実配合量はシリコーン類に比べ少ない可能性が高い点は留意が必要です。

スクワラン

EWG:1(最安全)
経皮吸収リスク:0.80(高)
コメドジェニック度:0

EWGスコア1という最安全グレードのオイル成分。人の皮脂成分にも約10%含まれる炭化水素由来のため、肌・髪なじみが極めて良好です。特筆すべきは経皮吸収リスク0.80という高い浸透力で、これは共存する植物オイル成分の有効成分(トコフェロールなど)を毛髪・頭皮へ届ける浸透補助として機能する可能性を示しています。現在は植物由来(オリーブ搾りかすなど)が主流で、酸化安定性も高く、仕上がりにべたつきが残らない理由の一つになっています。

ミネラルオイル(生分解性への懸念)

EWG:4
生分解性0.20(低)
石油由来

石油由来の流動パラフィン。安定性・コーティング効果は高く、CIRの安全評価は「Safe as Used」ですが、EWGスコア4・生分解性0.20という数値は、成分の先進性・環境配慮の観点で評価が下がる要因です。シクロメチコン(生分解性0.20)と合わせると、この製品の環境負荷の足を引っ張る2成分となっています。植物オイルの生分解性0.95と並べると対照が鮮明で、全成分平均の生分解性0.53という「中程度」評価の底を押し下げています。

ジメチコン + ジメチコノール(シリコーン補完ペア)

EWG:3/2
コメドジェニック度:0

ジメチコン(EWG:3)は直鎖状シリコーンでキューティクル平滑化によるツヤ・摩擦軽減を担い、ジメチコノール(EWG:2)は末端に水酸基を持つ変性体でより耐久性の高いコーティング膜を形成します。シクロメチコンが揮発後に残る「実質的な仕上げ被膜」がこの2成分です。コメドジェニック度はともに0で、頭皮への過剰なべたつきリスクは低い設計です。ただしジメチコノールは蓄積性の懸念が学術的に指摘されており、長期使用では定期的なディープクレンジングシャンプーの併用が有効とされています。

メリット・デメリット

ここが良い

  • 揮発性シリコーン主体でべたつかない仕上がり
  • バオバブ×アルガン×スクワランの植物オイル三重奏(生分解性0.95の高環境適合素材)
  • 使用感3.3点(平均比+10%)は成分設計と一致
  • GHS感作性・アレルゲン性・EDC該当成分ゼロ(皮膚安全性の優位点)
  • 全11成分とシンプル処方でトラブル成分が絞られている

ここが弱い

  • 髪補修力1.7点は「要注意」水準:ケラチン・CMC補修成分は全成分中ゼロ
  • スカルプケア力0.7点:頭皮有効成分は実質不在の設計
  • シクロメチコン・ミネラルオイルの生分解性0.20が環境負荷の課題
  • シクロメチコンはEU規制対象(SVHC登録):EU基準を気にするユーザーに懸念点
  • ジメチコノールの蓄積性:長期使用でのビルドアップリスク

注意点:拮抗・蓄積リスク

ジメチコノールは高pH製品・強アルカリ洗浄剤との併用で安定性が低下する可能性が指摘されています。アルカリ性のヘアカラー施術直後の使用には配慮が必要です。また、シリコーン系3成分(シクロメチコン・ジメチコン・ジメチコノール)の継続使用では、ビルドアップ(成分の蓄積)対策として月1〜2回の炭酸or酸性シャンプーの活用が有効とされています。

まとめ

一言で言うと

「補修を求めるな、質感を買え」──2011年から変わらない、仕上げに特化した割り切りオイル。

成分構成を見れば一目瞭然で、これはダメージ補修でも頭皮ケアでもなく、「シリコーン×植物オイルのブレンドによる軽い仕上がり質感の提供」に全振りした処方です。使用感3.3点(平均比+10%)という評価は、その設計意図が実際の使用感として正しく機能していることの証左です。総合スコア2.53点という数値は、「仕上げオイル」という特定ジャンルに評価軸を当てはめた場合に過小評価される可能性を含んでいます。

POSITIONING MAP ─ どこで輝くか

得意領域

仕上げの軽さ
質感コントロール
スタイリング補助

苦手領域

ダメージ補修
頭皮ケア
深部保湿

環境評価

植物油:◎
シリコーン:×
全体:中程度

使用シーン別推奨度:

  • ブロー後の仕上げオイルとして使いたい方:揮発性シリコーン設計でべたつかず、スタイリングのセット感を軽く出したい用途に適しています。
  • 細毛・軟毛でオイルがベタつくと感じてきた方:シクロメチコンが揮発する設計のため、重さを感じにくい仕上がりになりやすい点は評価できます。
  • ダメージヘアを補修したい方:髪補修力1.7点が示す通り、ケラチン・CMC補修成分は全成分中に存在しません。ミルボンなら別ラインの補修特化製品の検討が現実的です。
  • 頭皮トラブルを改善したい方:スカルプケア力0.7点は平均の4分の1以下。この用途には設計上ミスマッチです。
  • EU・環境基準を重視する方:シクロメチコン(SVHC・EU規制対象)とミネラルオイル(生分解性0.20)が処方の中核を担うため、欧州グリーン基準を重視するなら代替品の比較検討をおすすめします。

口コミでは「軽くてさらっとまとまる」という評価が多数を占めており、使用感3.3点という数値データと方向性が一致しています。一方、「補修力を期待していたが物足りなかった」という声も散見されており、これは髪補修力1.7点というスタッツが先回りして予測していた乖離点と言えます。

本記事は公開成分情報・学術データをもとに解析チームが独自に評価したものです。使用感には個人差があります。

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