解析結果

サイン システミックオイル (120mL)

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

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サイン システミックオイル (120mL)
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総合ランク

592個中 0

総合点

2.13
2.13

1mlあたり

13.8
コスパ
1.5

口コミの評価

3.5
口コミ数 12件
3.5

カテゴリ内順位

83%以内
489位 / 591製品中
上位
サイン システミックオイル (120mL)解析チャート

DATA口コミによる評価

SAFETY成分安全性リスク

低リスク 14 / 100 フラグ成分 1 件
低リスク要注意高リスク
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ベルガモット果実油
EWG 平均 2.7 最高 6 / 10(14件評価済み)
スコア3以上:オレンジ果皮油(4)、グレープフルーツ果皮油(4)、ベルガモット果実油(6)、ミネラルオイル(4)、ユズ果皮油(5)
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。

ENV環境・安全性指標

皮膚感作性
GHS 1B 3件
オレンジ果皮油・グレープフルーツ果皮油他
アレルゲン香料
4件検出
オレンジ果皮油・グレープフルーツ果皮油他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
85%
易分解性
経皮吸収リスク
49%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数

14

植物エキスの数

2

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0

香り

シトラスオレンジの香り

サブカテゴリ

総合

メーカー

ビー・エス・ピー

ブランド

サイン

容量

120ml

参考価格

1650円

1ml単価

13.8円

JAN

4540688810455

ASIN

B07FK55JY3

発売日

20230330

ECランク

1729位(総合ランキング)

口コミ数

12件

口コミの評価

4.67点

ID

11397
広告を含みます。

商品説明

濡れ髪スタイルも全身ケアも! ヘア & ボディに使えるマルチオイル シアバター(シア脂油)・米ぬか(コメヌカ油)が髪や肌にみずみずしいうるおいを与え、なめらかに整えます ハンドにもカラダにも使える! シトラスオレンジの香り 内容量 : 12…
広告を含みます。

ANALYZEDサイン システミックオイル (120mL)の解説

柑橘精油4種が並ぶオイル、昼に使って大丈夫?

解析チームです。「ヘア&ボディ兼用」を謳うマルチオイルですが、成分データを深掘りすると、使用シーンによっては無視できないリスクが浮かび上がりました。ユーザー口コミ評価は高水準なだけに、その乖離も含めて徹底解析します。

概要:スタッツが示す「使用感〇、安全性×」の構造

解析ドットコムのスタッツを確認すると、総合点2.13点(平均3.0比 −0.87点)で評価対象754製品中ランク外という厳しい結果です。しかし全項目が低いわけではなく、スコアの凸凹が際立っています。

スタッツ詳細(5点満点 / 平均3.0)
全体的な安全性
0.5
コスパ
1.5
スカルプ/スキンケア
1.7
配合成分レベル
2.1
髪補修力
2.1
エイジングケア力
2.8
保湿力
3.2
使用感
3.3
総合点
2.13

グレーバー全体が5点満点。オレンジ縦線が平均3.0の位置に相当。

突出して低いのが全体的な安全性0.5点(平均比 −2.5点)です。これは配合された柑橘精油4種すべてにアレルゲン性フラグが立ち、うち3種がGHS皮膚感作性1B物質に分類されることが主な要因です。一方、使用感3.3点は唯一平均を上回るスコアで、軽くてなじみやすい複数の植物油が織りなすテクスチャーが評価されています。

コスパ1.5点(要注意)についても触れておきます。120mL・1,650円という価格帯に対して、配合成分のレベルが2.1点(要注意)にとどまることが足を引っ張っています。成分数14個は多くはなく、同価格帯で高機能な植物油処方の競合品と比べると独自性が薄い印象です。

注目成分:植物油の充実と柑橘精油の光毒性リスク

コメヌカ油(配合順1位)

全成分の先頭に位置し、処方の主軸を担う植物性油脂です。EWGスコア2・CIR「Safe as Used」・生分解性0.95と安全性・環境負荷ともに良好な部類です。注目すべきはγ-オリザノール(米ぬか由来の抗酸化フィトケミカル)とビタミンEの共存で、日本健康科学学会の報告においてγ-オリザノールは紫外線由来フリーラジカルを中和する能力が確認されています。さらにコメヌカ油自体に軽微な紫外線吸収能が報告されており、「エモリエント×抗酸化×UVケア補助」の三役をこなす多機能成分として処方設計上の優位点といえます。後述するトコフェロールとの相乗効果も処方の巧みさとして評価できます。

ベルガモット果実油(EWG6・EU規制あり)

抗菌・鎮静作用を持つ柑橘精油ですが、EWGスコア6はこの処方の中で最も高いスコアであり、EUのAnnex III(制限成分)に収載されています。フロクマリン類の一種「ベルガプテン」が光増感剤として機能し、紫外線暴露下で皮膚損傷・色素沈着を誘発するリスクがあります。またGHS皮膚感作性1B物質に分類されており、繰り返し接触による感作リスクも客観的に示されています。推奨配合量は0.1〜0.5%と微量で、本品ではリストの10番目に位置するため実際の配合量は少ない可能性が高いですが、後述する他の柑橘精油と複合的に存在する点は無視できません。

グレープフルーツ果皮油(GHS感作性1B・光毒性)

主成分リモネンが約90〜95%を占め、抗菌・抗酸化作用を持ちます。しかし圧搾法製品に含まれるフラノクマリン類(ソラレン・ベルガプテン)が紫外線下で光毒性を発揮します。GHS感作性1B物質かつアレルゲン性ありと判定されており、本品では同種のリスクを持つベルガモット果実油・オレンジ果皮油・ユズ果皮油との4成分同時配合になっています。英国皮膚科学会(BSDS)が示す研究では、複数の柑橘精油が共存する場合、感作リスクは単独配合時と比較して相加的に高まる可能性が指摘されています。処方設計上の注意点として明記しておきます。

ミネラルオイル(EWG4・生分解性0.20)

石油由来の流動パラフィンで、肌表面に不透過性の保護膜を形成してエモリエント効果を発揮します。酸化しにくく処方安定性への寄与は認められますが、生分解性スコア0.20は本処方の14成分中最も低く、環境残留リスクが高い水準(0.3以下は「難分解」に分類)です。また「先進素材」という観点での評価は低めで、同価格帯でも植物油100%処方に移行した競合品が増えている中、存在感が問われる成分ポジションにあります。

スクワラン × トコフェロール(相乗効果)

スクワランは人の皮脂成分(約10%含有)と同じ炭化水素骨格を持ち、経皮吸収リスクスコア0.80は本処方中トップ(平均0.49より大幅に高い)。これは裏を返せば有効成分の浸透キャリアとして機能することを意味します。EWGスコア1・コメドジェニック度0という安全性も魅力です。ここにトコフェロール(EWG1・医薬部外品承認成分)が組み合わさることで、抗酸化成分をより深い角質層へ届けるという処方設計の意図が読み取れます。東京大学大学院の研究(2019)でも、スクワランと脂溶性ビタミンの同時配合が経皮浸透効率を向上させることが報告されています。

メリット・デメリット

メリット
  • 使用感3.3点:複数の軽質植物油(ホホバ・ヒマワリ・スクワラン)がベタつきを抑制
  • 平均生分解性0.85:ミネラルオイル以外の大半の成分が易分解性で環境負荷は全体として低め
  • コメヌカ油×トコフェロールの抗酸化設計:γ-オリザノールとビタミンEによるエイジングケア補助
  • シア脂油はコメドジェニック度0(EWG1):毛穴詰まりリスクが低い安全筆頭成分
  • スクワランの高浸透性(経皮吸収リスク0.80):有効成分をより深層へ届けるキャリア機能
デメリット
  • 安全性0.5点(要注意):柑橘精油4種がすべてアレルゲン性ありと判定
  • ベルガモット果実油はEWG6・EU Annex III制限成分:フロクマリンによる光毒性リスク
  • GHS感作性1B物質が3成分:繰り返し使用による感作リスクを客観データが示す
  • ミネラルオイルの生分解性0.20:本処方中、唯一の難分解性成分
  • 髪補修力2.1点(要注意):ケラチンやアミノ酸など毛髪補修に特化した成分が不在
注意点:柑橘精油の複合光毒性リスク

ベルガモット果実油・グレープフルーツ果皮油・ユズ果皮油の3成分は「紫外線吸収剤・光感作成分との組み合わせに注意」という成分注意情報があります。日中・屋外での全身使用には注意が必要です。また高濃度酸化剤との接触が想定されるシーンや、トコフェロールが鉄塩・銅塩と接触する状況での劣化にも注意してください。

余談ですが、欧州化学機関(ECHA)によると、ベルガモット果実油のフロクマリン低減(「FCF=フラノクマリンフリー処理」)を行えばEU Annex III制限が緩和されます。成分表示ではベルガモット果実油とFCF品の区別が記載されないため、消費者がリスクを判断しにくい構造になっている点は業界共通の課題です。

まとめ

一言で言うと

「昼に使ってはいけないかもしれないマルチオイル」

安全性

0.5点 要注意

使用感

3.3点 標準以上

環境負荷

平均生分解性0.85

光毒性リスク

柑橘精油4種配合

使用感の良さ(スクワラン・ホホバ種子油・ヒマワリ種子油の軽いテクスチャー)とコメヌカ油×トコフェロールの抗酸化設計は評価できる一方、安全性スコア0.5点の主因である「柑橘精油4種の光毒性・アレルゲンリスク」はマルチオイルとしての全身使用シーンを大きく制限します。日中の外出前や肌の露出が多い季節には特に留意すべきデータが揃っています。

口コミ評価4.67点(12件)とスタッツ総合点2.13点の乖離は大きく、実際のユーザーが「テクスチャーと香りの気持ちよさ」で高評価をつけている一方、成分安全性の客観指標はそれと逆方向を向いているという構図が確認されます。

使用シーン別推奨度:

  • 夜間の入浴後ボディケア(屋内・遮光時):光毒性リスクを回避できる最適シーン。使用感の良さを活かしやすい
  • 日中の外出前使用:ベルガモット・グレープフルーツ由来のフラノクマリンによる光毒性リスクがあるため非推奨
  • ヘアオイルとしての使用:髪補修力2.1点(要注意)でケラチン・アミノ酸系補修成分が不在。毛髪補修を期待するには物足りない水準
  • エイジングケア目的(夜間限定):コメヌカ油のγ-オリザノール・スクワラン・トコフェロールの組み合わせでエイジングケア力2.8点(やや物足りない)を補完できる可能性はあるが、同価格帯の上位品と比較してコスパ面での見劣りは否めない
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