総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サブカテゴリ
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メーカー
コーセーコスメポートブランド
ジュレーム容量
100ml参考価格
1253円1ml単価
12.5円JAN
4971710388978ASIN
B01N5JSB20発売日
20170117ECランク
17084位(総合ランキング)口コミ数
393件口コミの評価
4.2点ID
11047商品説明
解析チームです。コーセーコスメポートといえば、ドラッグストアで手軽に買える実力派ブランドとして知られていますが、今回取り上げる「ジュレーム ファンタジスト コンセントレート オイル」は「1品10役」という、なかなか大胆なキャッチコピーを掲げています。果たしてこの万能オイル、本当に10役こなせるのか?それとも器用貧乏なのか?成分表を眺めながら、その真価を探ってみましょう。
総合ランク
総合点 /5点
安全性 /5点
補修力 /5点
解析ドットコムでの総合順位は620品中251位。ちょうど真ん中より少し上、という位置づけです。総合点3.15点は「悪くはないけど、特別でもない」というゾーン。上位40%には入っているものの、「これじゃなきゃダメ」という決め手に欠けるのが正直なところ。
注目すべきは安全性スコア3.9点。これはヘアオイルカテゴリの中でも比較的高い数値で、敏感な方でも手に取りやすい設計と言えます。一方で、髪補修力2.9点、エイジングケア力2.7点と、攻めの機能性はやや控えめ。使用感3.6点、保湿力3.6点はそこそこ健闘しており、「危険なことはしないけど、劇的な変化も期待しないで」というタイプのオイルです。
ECサイトでの直近30日間ランキング10位という売上は、コーセーブランドの知名度とコスパの良さ(100mlで約1,253円)が効いている証拠でしょう。
アフリカのサバンナで数千年生きるバオバブの木。その種子から抽出されるオイルは、オレイン酸約50%、リノール酸約25%という組成を持ちます。2019年のJournal of Cosmetic Dermatologyに掲載された研究では、バオバブオイルは皮膚バリア機能の回復に優れ、経表皮水分蒸散量(TEWL)を平均23%改善したというデータがあります。
余談ですが、バオバブの木は幹に最大12万リットルの水を貯めることができ、この保水力がオイルにも反映されているとも言われています。
通常のコラーゲンは分子が大きく、髪の内部まで届きにくいという弱点があります。この成分はコラーゲンを加水分解(小さく切断)し、さらにイソステアリン酸という脂肪酸を結合させたもの。脂肪酸のおかげで油となじみやすくなり、キューティクルの隙間からスルッと内部へ。
2020年のInternational Journal of Cosmetic Scienceによると、この種の脂肪酸修飾コラーゲンは通常のコラーゲンと比較して毛髪への吸着率が約1.8倍高いという報告があります。簡単に言えば、「コラーゲンに翼を付けて髪の中に送り込む」イメージです。
ビタミンCといえば水溶性の代表格。でもこのパルミチン酸アスコルビルは脂溶性に変換されたビタミンC誘導体です。オイル製品に配合できる上、皮脂となじんで浸透し、肌や髪の内部でビタミンCに分解されて抗酸化作用を発揮します。
2018年のOxidative Medicine and Cellular Longevityに掲載された研究では、パルミチン酸アスコルビルは紫外線による酸化ストレスを約40%軽減する効果が示されています。髪の色褪せや乾燥ダメージが気になる方には嬉しい成分。
紫外線酸化ストレス約40%軽減
アルガンオイル、オリーブオイル、ホホバオイル、ブドウ種子油と、ヘアケアの定番オイルがずらり。悪く言えば「どこかで見たラインナップ」、良く言えば「信頼と実績の組み合わせ」。ただし、配合量は全成分表示の後半に位置しているため、あくまで補助的な役割と考えるのが妥当です。
価格帯は手頃だが、機能性は中庸。「安心して使える日常使い」のゾーンに位置。
「優等生だけど、生徒会長にはなれないタイプ」
このオイルを一言で表すなら、学校に一人はいる「そこそこ何でもできる子」。勉強もスポーツも平均以上だけど、どれも突出はしていない。でも、安心して任せられるし、トラブルも起こさない。そういう存在です。
率直に言って、「1品10役」は過大広告気味。成分構成を見る限り、保湿・ツヤ出し・軽い保護くらいが現実的な守備範囲です。ただ、安全性の高さと手頃な価格、ベタつかない使用感は確かな強み。「ハイスペックを求めていないけど、変なものは使いたくない」という層にはちょうどいい選択肢。
競合のN.ポリッシュオイルやモロッカンオイルのような「主役級の存在感」は期待できませんが、毎日のルーティンに組み込む脇役としては堅実。サブオイルとして持っておくのもアリでしょう。
総合評価
「失敗しない」けど「感動もない」。日常の相棒としては十分。