解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
株式会社RAFTブランド名
アンク(ANKH容量
500ml参考価格
5400円1mlあたり
10.8円KaisekiID
7082全成分
このトリートメントの効果の大部分は、ミネラルオイルベースということで光沢という表現がぴったりな通夜効果、そして潤滑性です。
髪にべったりと思いオイルが乗っかるような重みのあるヘアマスクといった風情でしょう。
率直に言って、ヘアケア的な観点からはミネラルオイル以外はっきりとしたメリットを提供することができていません。ミネラルオイルにしても、バージン毛のような自然な仕上がりとは言い難く、とってつけたような光沢感が全体に広がるという感じです。
植物由来成分の多くは香り付けのためのものという印象で、それ自体を否定はしませんがヘアケア的にはメリットが薄いのではないでしょうか。
このように、ヘアトリートメントとしての能力は懐疑的で、どちらかといえばコンディショナーというキャラクターに思える製品です。一体どの辺がエクストラリッチなのかは不明ですが、ある程度ミネラルオイルの重い使用感がそう感じさせる部分はあるかもしれません。
決して髪のダメージ部分を選択的に補修したりしているわけではありませんが。
擬似セラミドやマンゴー種子脂、アストロカリウムムルムル脂やホホバオイルなどの油分補給による保湿感もついてきまして、それなりに仕上がり後も感触を残せそうではあるのですが、やはりトリートメントというには弱々しく、エクストラリッチという表現も当てはまらないと考えられます(もちろん、そのように謳うことは自由ですが)。使用感的には重めしっとり系で、髪のまとまりを生む効果はある程度期待できそう。ただし、髪のダメージをコントロールするような機能が乏しく、エクストラリッチに感じられるのは香りの部分だけというオチもある程度想定しておくべきかもしれません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。