Flowersトリートメントの解析結果

Flowersトリートメント
Flowersトリートメント

総合順位

487

総合得点 5点満点

2.41
成分数エキス系特効ダメ
20000
Flowersトリートメント解析チャート

Flowersトリートメントの解説

お肌にやさしいのは間違いないが、これはコンディショナー

最大の特徴はベースのカチオン界面活性剤。洗濯でいうと柔軟剤にあたる成分ですが、ジメチルステアラミン=3級カチオン界面活性剤です。

3級カチオン界面活性剤は4級と比べると肌に優しいのが特徴。頭皮についてしまってもある程度安心。その代わり、髪のダメージ部分をカバーする能力が落ちます。

flowerトリートメントの、良くも悪くも個性といえるのはここだけ。その他の部分は油剤がほとんどで、皮脂バリアに近い組成のオイルをチョイスしているようです。髪に馴染みがよく、シリコーンやミネラルオイルなどと比べると自然なツヤ感、指通り感を付与することができそうですね。

ただし、素材レベルでいえば平凡で、ありきたり。15000円超えのプライスの説得力を生み出している部分にはまだ出会えていません。

もはやトリートメントと呼ぶにも苦しいレベルか

何かスペシャルな補修成分があるのかな、と全成分を見てみましたが、せいぜいココイルアルギニンエチルPCAくらいでしょうか。ココイルアルギニンエチルPCAはアミノ酸系カチオン界面活性剤で、まずまずの滑りも提供します。それと、シリコンも少し入ってますね。もっと入れたほうが良かったんじゃないですかね。

シアバターとかマカデミアナッツ油、スクワラン+3級カチオン界面活性剤に、添加成分としてアミノ酸系両性界面活性剤というのが全て、ということのようでした。

これが意味するのは、肌にはやさしいのは間違いないが、ヘアケア能力はいち髪にも及ばずというものです。

いち髪の(しかもコンディショナーでも)同様に3級カチオン界面活性剤ベースで肌にやさしいのは同様。なおかつ、flowerトリートメント同様に植物由来系のオイルを豊富に含み、アミノ変性シリコーンやツヤ系シリコーンなどコーティング要素もしっかりしています。

単純にいち髪コンディショナー(1273円)とflowerトリートメント(16500円)を比べて見たとき、正直ヘアケア能力ではいち髪の方が優れている、と言わざるを得ません。

厳密な低刺激性では若干flowerトリートメントに軍配が上がりますが、総合力では値段にして10分の1以下のいち髪の方をオススメすることになりそうです。

これは、単純に全成分を見て比べただけで、何の贔屓目もありません。

なぜこんなに高額なのか。

なぜいち髪コンディショナーと同等のトリートメントが10倍以上の値段で売られているのか。値段の設定は自由ですから、それ自体問題ありませんし、それで売れているなら立派と言っていいくらいです。

ただもし、本当に良いトリートメントを探しているなら話は別です。

シャンプーの方でも言及しましたが、肌にやさしい=良い製品ではないという事を考えねばなりません。

ヘアケア効果を完全に犠牲にして安全性を高めるなら、誰にでもできるでしょう。

安全性を高めつつ、ヘアケア効果を最大化する努力こそが尊いのであって、そういう視点でみたときflowerトリートメントは評価に値しません。

まるで気の抜けたコーラのような内容で、一体何に金を払っているのか?と疑問が浮かぶようでどうでも良いコンディショナーです。

値段が10分の1であれば、まだ理解できる部分はありますが、どんなものかと楽しみに拝見したのに専門性もこだわりも感じ取れない全成分は少々残念であります。。

リンゴ酸は、天然ではリンゴなどの果実に多く含まれている有機酸のことです。ブドウ酸を還元する方法でも合成することができます。高配合で肌に刺激となることも。髪の表面を潤滑させたり、pHを整える効能も。
リンゴ酸
シアの木の実から採れる植物油脂。体温付近で溶け、なめらかな感触、自然なエモリエント感を示す。また、わずかながら創傷治癒作用をもつアラントインや、整肌作用を持つカロチノイド、トコフェロールなどを含む。
シア脂
ジメチルポリシロキサンの末端をトリメチルシロキシ基で封鎖した重合体。シリコンといえば、ジメチコンが代表的な成分です。皮膚保護・コーティング剤、消泡剤として使われますが、網目状のコーティングのため水分透過性や通気性は有する。
ジメチコン
パルミトレイン酸を含有し、皮脂に似た組成の植物由来保湿成分です。体温付近が融点であり、伸びがよく使用感と保湿性が保持される
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
マカデミアナッツ脂肪酸エチル
(ホホバ油/マカデミア種子油)エステルズ

いち髪がすごく良いとは思わないですが、似たような内容ということで比較対象に挙げさせていただきました。



割りに合わないという言葉がしっくりくる製品です。

販売元による宣伝文

成分の90%が水とナチュラルオイルで出来ているトリートメント。
成分のほとんどが水とナチュラルオイルであり、なおかつ配合されているその他の成分も非常に刺激性が低いので、お肌が敏感な方でも安心してお使い頂けます。
非常にサラサラとした軽い仕上がりながら、美しい艶と適度なしっとり感が特徴です。