画像準備中総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
全成分
全成分表にずらりと並んだ漢方系のエキスが売りのシャンプーです。
そもそもシャンプーに微量しか含まれず、なおかつ洗い流してしまうのに いったいどれほど効果があるのかというどストレートな疑問は置いておいて、それ以前の問題として洗浄剤の構成がいただけません。
洗浄剤がほぼココイルグルタミン酸TEAの一本足打法という状態で、アミノ酸系の中でもとりわけ泡立ちが悪く、しっとり感が強い洗浄剤オンリーというのはいかにも洗い心地が悪そうではないですか。
ちょっとした汚れの存在で泡立ちがすぐに悪くなり、泡持ちが弱く、使用感には大きな問題を抱えているのが明白な構成です。
漢方エキスが売りなのはわかりますが、そもそもシャンプーとしての質がいかがなものか。
ベビーシャンプー並みに肌に優しいだけでは、大人が使った時に満足感を得られにくい結果になります。
漢方は、いわゆる薬と比べて副作用がないと知られているのをご存知かと思います。必ずしもそうではないのですが、即効性がないぶん悪影響も少ないという考え方はあながち間違っていません。
そのような穏やかな薬効を持つ成分ですので、シャンプーに少しだけ含まれていて、しかも洗い流すという条件ではどれほど有効性を示せるのか疑問です。
一つ一つの成分には、育毛効果だったり、抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用、血行促進作用など、期待される効果があるわけですが、その効能というのは定められている有効濃度以上で、かつ肌につけっぱなしの状態でそのような効果が出てくるという認識がされています。
速攻で洗い流してしまった後に同じような効果が現れると期待するのは少し無理があるのかもしれませんね。
中には、肌に浸透させるような技術でそれはの効能を正しい位置ではっきりさせるという技術を持つ成分もあるのですが、息吹の守シャンプーにはそういった技術的な側面は見受けられません。
それを踏まえると、シャンプーとしてはかなり平凡で完成度が低く、含まれているエキスの効能を期待させるような処方がなされていない。という結論に至ってしまう面があります。
特に、シャンプーの洗浄剤の部分は雑な処方というような見方がどうしても拭えず、単に低刺激であるという以上にシャンプーとしてのクオリティを高める余地があるのではないかと感じた次第です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。