解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
カタセブランド名
ミジャンセン容量
680ml参考価格
1430円1mlあたり
2.1円JANコード
8801042697256KaisekiID
7872優しいようで優しくない。
ダメージケアするようでほとんどしない。
安いようで安くない。
韓国の美容ブランドであるミジャンセンの ダメージケア用リンス。
ダメージケアと言うからには、 当然髪の補修成分を それなりに 配合していることが望ましいと言えます。
果たしてどうなっているでしょうか。
まず特徴的と言えるのが、 ベースが3級カチオン界面活性剤ステアラミドプロピルジメチルアミンベースであること。
これは、 コンディショニング効果よりも肌のダメージを少なくしよう という意図が優先されている 表れです。
逆に言えば、 ダメージケアリンスなのにダメージケア力が非常に低い ベースであるということでもあります。
ちょっとおかしいですよね。
申し訳程度に4級カチオン界面活性剤 ステアルトリモニウムクロリドが添加されているのが 笑えます。
コーティング成分は 一般的なジメチコンやアモジメチコンと言った 性能が高くないもので、 使えば使うほど 蓄積しやすく 見た目や手触りが悪化していくタイプです。
こちらも申し訳程度に加水分解ケラチンが補修材料として添加されていますが、 ダメージケアを謳うにはあまりにもお粗末な内容といえるでしょう。
ベースが3級カチオン界面活性剤ということで、 ダメージ部分に 選択的に吸着して補修する土台を作る能力が低いこと。
上に乗るコーティングの質が非常に低いこと、 補修性能が全く十分ではないこと。
この製品は、持続性も浸透性も即効性も期待できない成分の集まりであるということが言えるでしょう。
リンスだからといえばそれまでですが。
結論としては、 ダメージケア目的であるならば なおさら使わないべきであり、 市販の大手コンディショナーの方がはるかにコストを抑えてより良い結果を招くことが可能でしょう。
一見すると肌に優しそうな作りではあるものの、 巧妙にごまかしたとも言えるような構造でもあるため、 本当に消費者のためを思っているのかどうか、 本当にダメージケアを目的としているのか、 ちょっと解せない部分が多い製品と言えるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。