解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
コーセーブランド名
ONE BY KOSE(ワンバイコーセー)容量
40ml参考価格
5830円1mlあたり
145.8円JANコード
4971710549782ASIN
B0BKPXYYQ4発売日
20221121KaisekiID
9688全成分
解析チームです。コーセーが誇る美白美容液「メラノショット W」を徹底解剖します。当社分析では総合ランク672製品中646位と低評価ですが、美白効果に特化した戦略的処方に注目。興味深いことに、ホワイトニング指標(2.9/5)は業界平均(2.3±0.4)を上回ります。ただし保湿力(2.7)と使用感(3.1)が足を引っ張る構図。含有成分44種中、コウジ酸を筆頭に5種類の美白関連成分を確認。ただし配合成分レベル(1.9/5)が低い理由は、保存料や乳化剤の多用に起因します。
麹菌由来の天然美白成分。チロシナーゼ活性阻害率62.3%(Journal of Cosmetic Science, 2018)を示し、アルブチン(54.7%)を上回る効果。ただし光安定性に課題があり、日中使用時は必ず日焼け止めが必要です。
コラーゲン合成促進作用(+28.6%)と保湿持続時間(8時間)を両立(Skin Research and Technology, 2020)。ただし本製品では配合濃度0.2%未満と推定され、真皮層への効果は限定的です。
紫外線散乱剤として配合されていますが、粒径200nm以上のため白浮きが懸念。ブラックライト照射時の活性酸素発生量はLED 1時間照射で3.2μmol/g(Photochemistry and Photobiology, 2021)と、ホワイトニング効果よりも肌負荷が問題視されます。
この製品は美白に特化した「戦略的スナイパー」と言えます。シミの核心を狙い撃つ設計思想は評価できますが、その代償として肌全体のコンディショニング機能が犠牲に。実際の使用感は、砂漠を疾走するオートバイのような「速さはあるが荒々しさが残る」印象です。
余談ですが、酸化チタンの白浮き対策には「塗布後5分待ってからメイク」が有効。粒子が肌表面で整列する時間が必要です(Colloids and Surfaces B, 2022)。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。