解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
コーセーブランド名
SSビオリス容量
100ml参考価格
869円1mlあたり
8.7円JANコード
4971710394108KaisekiID
7397全成分
ボタニカルな雰囲気は出しているが、肌に危険
全成分表を見ると、植物由来の成分が大半を占めいかにも優しそうな印象を持たせるように見えます。
ただし、肝心なところは植物由来ではないリスキーな成分が多く配されお世辞にも肌に優しいとは言えないでしょう。
商品名にスリークストレート,とありますが、この製品にストレートヘアを実現するような要素はほとんどなく、比較的即効性のあるサラサラ感を得られるもののうねりを改善するような芸当はありません.
また,即効性のあるサラサラ感をもたらしている成分そのものが危険性が高く、地味にオススメしづらい内容と言えます。
ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートは百歩譲ってセーフとしても、ベヘントリモニウムクロリド(4級カチオン界面活性剤)の配合はアウトでしょう。
洗い流さない製品に、洗濯で言えば柔軟剤にあたる成分が入っているようなもので、短時間で肌荒れを引き起こすタンパク変性作用が、極めて高い肌の残存性を伴って与えられるからです。
この他にも、エタノールの2倍の毒性を持つイソプロパノール、濃度の高いエタノール、浸透性の高いPG、肌刺激性をもたらすメトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどと、植物由来成分以外はどれもリスクを懸念せざるを得ない素材ばかり。
何かボタニカル成分にうまく演出されてしまってる感がありますが、実態としては粗悪なヘアミルクという以上でも以下でもありません。
ヘアミルクとしての性能自体も低く、無駄にリスクを背負わなければいけないという二重苦といえる内容で、。まったくおすすめには値しない内容であると言えます。
ついでに言えば、湿気に弱い皮膜形成剤のPVPや、変異原性、催奇性を疑われているBHTの添加(酸化防止剤として)など、細部に至るまで消費者思いとは言えない内容に終始しているのが特徴です。
もっとましな製品は山ほど存在しますので、あえて選ぶ理由が無ければスルーした方が賢明であると言えるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。