解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
BimoRaブランド名
BimoRa(ビモラ)容量
185ml参考価格
3136円1mlあたり
17円JANコード
4580431296297ASIN
B0B4S4H1LL発売日
20220531KaisekiID
8850全成分
BimoRaトリートメントは、ヒト脂肪細胞順化培養液、植物エキス、加水分解シルクを贅沢に配合し、頭皮と髪をケアするトリートメントです。日本の最先端技術を駆使した製品とのことですが、使う上で気をつけなければならない点がいくつかあるようです。早速見ていきましょう。
ビモーラ・トリートメント(男性用)は、育毛を促進するために特別に処方されたものです。抜け毛を減らし、髪全体の太さと健康を向上させる効果があることが期待されます。期待の中心にあるのはヒト脂肪細胞順化培養液。そしてボタンエキスやセンブリエキスといった伝統的な植物エキスです。とくにヒト脂肪細胞順化培養液は脱毛を抑制する様々な効能があると期待されている素材ですので、このトリートメントを使えばあたかもトニック剤のように髪の成長を促す効果が期待できそうです。
しかし・・
ビモーラ・トリートメント(男性用)の最大のデメリットは、ふつうに4カチ(4級カチオン界面活性剤)がベースに含まれることです。ステアルトリモニウムブロミド、ベヘントリモニウムクロリドですね。4カチベースは高いダメージカバー効果があり、速やかにサラサラな感触へ整えます。ただし、タンパク変性作用が強いので肌には塗布すべきではありません。このことが意味するのは、育毛成分が頭皮に届けられないということです。どんなに優秀な育毛成分でも、髪に塗布するだけでは何ら効果を発揮することはできません。
はい、男性のためのビモーラトリートメントを使用するいくつかの利点があります。まず、このトリートメントは疑似セラミドやハチミツ、シルクなどを配合し、使用感はそれなりに潤いとサラサラ感をもたらし満足のいくものとなるでしょう。あくまでも髪のケアによる利点だけを追い求めるなら。育毛云々を言い出すと評価はひっくり返りますが・・。
ビモーラ トリートメント メンズは、致命的なことに育毛成分を頭皮に届けられません。無駄なもののために、高いコストを支払うトリートメントということもできるでしょう。単純に髪にだけ塗るのであればまだ良いですが、それではこのトリートメントの存在価値がわからなくなってしまいます。宝の持ち腐れにならぬよう、ベースは頭皮にも塗れるレベルまで毒性を軽減させる必要があったのでは。まともに頭皮に塗り続けると、タンパク変性作用で脱毛の可能性も出てきますので。
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