カテゴリ:トリートメント
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1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性5件・アレルゲン1件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収25件
メーカー
deartech(ディアテック)ブランド
ディアテック容量
1000ml参考価格
4172円1ml単価
4.2円JAN
0747493416665ASIN
B00437KCEU発売日
2023年10月25日ID
10329シリーズ名
アクアカバー(AQUA COVER)対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け詰め替え
あり商品説明
解析チームです。ディアテック アクアカバートリートメント PLUSは、同ブランドのシャンプーと組み合わせて使う設計のサロン向けトリートメント。保湿系成分の層は一定の水準を保つ一方、安全性スコアが1.3点と低く、成分構成に注意が必要な仕上がりになっています。
全体的な安全性スコアは1.3点と、平均(3.0点)を大幅に下回る要注意水準です。GHS感作性1B成分が5つ(イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート、オレンジ油、フェノキシエタノール、プロピルパラベン、メチルパラベン)含まれており、なかでもプロピルパラベンとメチルパラベンは内分泌かく乱物質(EDC)疑い成分にも分類されます。スカルプケア力は0.9点と圧倒的に低く、頭皮ケアを期待する用途には向きません。
一方、使用感スコアは3.5点と平均以上の評価を確保。ベヘントリモニウムクロリドやイソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートなど複数のコンディショニング剤が下位処方に連なる設計が、手触り感を引き上げていると読めます。保湿力は3.2点で標準的。価格は1,000ml 4,172円ですが、コスパスコアは2.2点にとどまっており、同価格帯トリートメントとの競合では成分密度・安全性ともに後れを取っています。
処方の設計図 ─ 成分役割グループ別の配合重心
成分配合順(濃度の高い順)を基準に、役割グループへ分類。バーの幅は成分数の割合を示します。
コンディショニングと乳化基剤で全体の約44%を占め、仕上がりの手触り重視の設計。防腐系4成分のうち感作性1B指定が3つある点が安全性スコアを大幅に押し下げています。
安全性の内訳 ─ EWGスコア分布(スコア登録済み19成分)
EWGスコア7以上の成分は確認されていませんが、中スコア帯にEDC疑い成分と感作性1B指定成分が集中。
注意フラグ:プロピルパラベン(EWG:6・EDC疑い・GHS感作性1B)/メチルパラベン(EWG:4・EDC疑い・GHS感作性1B)/イソプロパノール(EWG:6)
毛髪のキューティクル表面を覆う「18-MEA(18-メチルエイコサン酸)」を模倣した半合成カチオン性界面活性剤。カラーやパーマで失われたキューティクル間セメント層の再構築を担います。ジメチコンとの組み合わせで毛髪表面の平滑化効果が相乗的に高まる設計で、処方中のシリコーン類との連動が使用感3.5点の裏付けのひとつと読めます。ただしGHS感作性1Bに分類されており、経皮吸収リスクは0.40と中程度。処方量(推奨配合量0.5〜3%)の管理が安全性に影響します。
リン脂質(細胞膜)に類似した構造を持つカチオン性高分子ポリマー。水中でナノ粒子を形成し、乾燥後にラメラ層(層状膜)を自己組織化する特性を持ちます。日油株式会社が開発した「リピジュア」として知られ、皮膚科学分野でも研究が進んでいます。グリセリンとの相乗効果が確認されており、本処方でもグリセリンと共存させることで保湿の持続性を高める設計が見られます。EWGスコアの記載はありませんが、刺激リスクは低く、経皮吸収リスクも0.20と抑えられています。
一般的なヒアルロン酸Na(分子量100〜200万)に対し、分子量約10万と小型で角質層への浸透性が高い誘導体。アセチル基の付与により親水・疎水の両面を持つ「両親媒性構造」となり、皮膜形成と深部保湿を同時に実現。保湿力は通常品の約2倍とされ、ヒアルロン酸分解酵素への耐性も高いため効果持続性が向上します。経皮吸収リスクは0.10と低く安全性も良好。保湿力3.2点の底上げに寄与している成分です。
フランス海岸松(Pinus pinaster)樹皮由来のポリフェノール系エキス。主成分プロアントシアニジン(OPC)の強力な抗酸化作用に加え、コラーゲン分解酵素(MMP-1/MMP-3)の阻害活性も報告されています。生分解性0.85と環境負荷が低く、推奨配合量0.5〜2%の範囲ではEWGスコア2と安全性も高い。ただしトコフェロールとの相乗効果が期待される組み合わせとして成分データに記載がある一方、本処方では両成分とも配合順の後半にあり、機能的なメインドライバーではなく補助的な役割と見るのが妥当です。
1924年開発の歴史ある防腐剤コンビ。この2剤の組み合わせは相乗的な防腐効果を発揮する一方、どちらもEDC(内分泌かく乱物質)疑い成分に分類され、GHS感作性1Bにも該当します。プロピルパラベンのEWGスコアは6、経皮吸収リスクは両者とも0.80と高い水準。フェノキシエタノールと組み合わせることで少量使用での防腐力を確保しているとみられますが、この防腐系3成分の組み合わせが安全性スコア1.3点の主要因となっています。余談ですが、欧州化粧品規制(EC 1223/2009)はプロピルパラベンとイソブチルパラベンについてリスク評価を継続しており、乳幼児製品への配合は一部制限されています。
ヒマシ油・ダイズ油は酸化されやすく、開封後の保存状態が皮膚刺激リスクに影響します。特にダイズ油はリノール酸・リノレン酸の含有率が高く酸化劣化が早い点に注意が必要。ダイズ油にはトコフェロール(ビタミンE)が酸化防止として配合されていますが(ダイズ油×トコフェロールの相乗効果が確認されている組み合わせ)、一度開封したら早めに使い切ることを推奨します。
「手触り特化型・安全性は割り切り設計のサロントリートメント」
使用感3.5点という数字が示すとおり、コンディショニング剤を厚く積み上げた処方が仕上がりのなめらかさを作り出しています。ただしその裏側では、GHS感作性1B成分5つ・EDC疑い成分2つという防腐・機能成分の組み合わせが安全性スコアを1.3点まで引き下げています。頭皮に触れず、毛髪中心に使う分には保湿感を得やすい処方ですが、敏感肌や成分を重視する層には別の選択肢を並行検討することをおすすめします。
口コミ件数が0件のため実使用データとの照合はできませんが、成分設計から予測される「手触りの良さ」という強みは、同価格帯のサロン系トリートメントとしては標準的な訴求軸です。安全性面の数値の低さと仕上がり感の高さという乖離が、使用感満足度と成分評価が分かれやすいカテゴリの典型例とも言えます。
使用シーン別推奨度: