解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
NatureLabブランド名
ダイアンボヌール容量
500ml参考価格
1512円1mlあたり
3円JANコード
4560119221414KaisekiID
7138全成分
髪をなめらかに整える、という目的が同じだとしても、そこまでの道のりは様々です。
ダイアンボヌールダメージリペアシャイントリートメントはオーガニック成分縛りで尚且高い満足度を与えようという意気込みを感じさせます。
オーガニックなだけで効果もへったくれもないコンディショナーはたくさんありますが、きちんと仕上がりの満足度を意識して作られた製品はさほど多くありません。
そのような意味でダイアンボヌールはお勧めできるレベルにある珍しいパターンと言えるでしょう。
ほぼほぼノンシリコンで、かつ陽イオン界面活性剤の存在感も希薄な設計=貧弱なコンディショニング効果になりがちなパターンですが、その弱みをカバーするために実力派の成分を多数動員しています。
例えば、基本的なハチミツ、シアバター、ホホバといった油剤にマルーラオイル、ウチワサボテンオイルといった変わりどころ、さらにエルデュウ(ミリストイルメチル-β-アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル))の高機能な潤滑性、PEGフリー素材セチルジグリセリルトリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコンの潤滑性、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマーのコクのあるエモリエント性能などなど、仕上げのドライヤーの熱も味方にして紙をコーティング保護する機能性を持たせている面もあります。
市販のこの価格帯の製品としては珍しい高機能な製品と言えるでしょう。
もちろん、同じ素材でも濃度の違いなど考慮すべき点はありますが、十分に健闘していると言っても過言ではない実力を備えています。
陽イオン界面活性剤の配合量が少ないことで、もう一つの大きな特徴として肌の刺激性が大幅に緩和されているという部分があります。これは一見地味ですが、よく考えられた大きな利点と言えるでしょう。本来陽イオン界面活性剤が担うダメージケアの部分を他の成分がしっかりカバーしている点も評価に値します。
美容室の専用トリートメントレベルとまではいきませんが、その領域に近いことを市販のレベルで体験できるというのは一つ貴重な存在になり得るのではないでしょうか。
全体として言えることは、潤滑性を大幅にアップさせることができる、ということです。
逆に、髪のダメージを補強して強度を高めるといった分野は強くありません。そのため、ダメージ補修を主に目論んでいる方は、がっかりはしないものの十分な結果を得られない可能性があります。その場合は別途リペア機能の高いトリートメント選ばれるべきでしょう。
。ダイアンボヌールが得意なところは潤滑性です。コクのあるエモリエント効果を残せるため、髪の広がりを抑えたい、肌に頭皮に優しいトリートメントを探している、といった場合に。悪くない選択肢となるでしょう。
一般的にさほど見られないエルデュウ(ミリストイルメチル-β-アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル))やセチルジグリセリルトリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコンといった素材を体験できるのも貴重ですので、普通のコンディショナーとの違いをダイアンボヌールで試してみるのはおすすめです。
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