解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
シンビジャパンブランド名
Dr.SEED(ドクターシード)容量
500ml参考価格
1430円1mlあたり
2.9円JANコード
8809140821214KaisekiID
7629全成分
単純なコンディショナーに珍しい植物オイルを加えてみました、というだけの製品。
植物オイルが無意味ということを言っているのではなくて、それ以外のベースの部分があまりに質素ということです。
カチオン界面活性剤+シリコン+油性基材というような100円均一ばりのシンプルさが基礎となっており、この上にいくら良い素材を乗せても上積みはあまり期待できないな・・というのが正直なところ。
なおかつ、目がチカチカするような数の植物エキスの数々が投入されているため、1つ1つの濃度など超微量となっているのは一目瞭然です。
植物オイルの総量が多くなると、ベッタベタになって化粧品としてはいかがなものか、ということになりますから。
そういう観点でいくと、植物エキスの有効性というのは香り、保湿作用程度は体感できるものの、抗酸化力などエイジングケア作用や、いくつかのエキスが持つ独特の潤滑作用などは体感できないものと見られます。
問題と言えるのは、エキスの多くが頭皮に良いということ。
しかしながら、基礎部分は4級カチオン界面活性剤を含むコンディショナー仕様となっているため、頭皮につけておくと深刻な肌荒れや脱毛をひきおこす恐れがあります。
要するに、この製品は頭皮には塗れない、ということです。
そのため、ほとんどのエキスの長所を発揮する前にすすぎ流される結果となるのは明白。
一部の植物由来オイルはすすぎに耐えて残留する部分もあるでしょうが、個々の濃度はやはり極薄なので有効性は期待しづらい。
ということで、髪に対しては市販リンスレベルかそれ以下、頭皮にはそもそもつけられないという、わりと使い物にならないコンディショナーというのが結論としていえます。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。