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総合点

-0.96

総合ランク

2517個中 2515

成分数

39

植物エキスの数

12

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
ジョンマスターオーガニックH&Hリペアヘアマスク解析チャート
販売元による宣伝文
数々のアワード受賞経験を持つ、ブランドNo.1のリッチなヘアケアライン初のヘアマスクが誕生。
ハイビスカス花水やハイビスカス花エキスが、摩擦やドライヤーなどの熱、乾燥によるダメージを補修し、フェアトレードのオーガニックハニー※が髪にを保護し輝きをもたらします。
さらに4種のオーガニックオイルと2種のバターがハリ・ツヤを与え、自宅でサロンクオリティの集中補修を叶えます。
イランイランやベルガモットの豊かな香り。
※ハチミツ
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ジョンマスターオーガニックH&Hリペアヘアマスクの解説

オーガニックという点だけ説得力があります。

言葉通りの、正真正銘ほぼほぼオーガニック原料によるトリートメントという内容です。

かなりの数のオーガニック原料が配合され、ベースウォーターから防腐剤に至るまで植物由来原料で統一されているような内容です。

とはいえ、ベースは4級カチオン界面活性剤なので、通常のトリートメントと同様にタンパク変性作用や皮膚刺激作用があるので頭皮にはつけないようにしましょう。

効能はエモリエント系

はちみつや植物オイルによるエモリエント効果が主体となっています。小麦タンパクなどのハリコシをもたらす成分も見られますが、内容的にはしっとり系のコンディショナーといった具合で構成されています。

ボタニカル度が高いのでオーガニック好きな方にはたまらないヘアマスクと言えるでしょう。

ただし、ヘアマスクとしての性能がどうかと言われると、かなり微妙です。

ヘアマスク的な効果はない

しっとり感はありますが、いわゆるヘアマスク的な効果は乏しいと言うか、ほとんど期待できず、一般的なコンディショナータイプの仕上がりしか求められないでしょう。

ヘアマスクと言ったら、ある程度コーティングされるような、艶や潤滑性を楽しめる仕上がりを期待しそうなものですが、オーガニック素材にこだわるあまり、そこら辺の要素はすっかり抜け落ちています。

植物エキスが、必ずしも髪をコーティングする効果があるわけではないですから。

コンディショニング効果は市販のコンディショナー並

しっとり系のカチオン界面活性剤ベヘントリモニウムクロリドをベースにして、さらにはちみつ屋オリーブオイルなどを加えた内容ですから、使用感はしっとり系です。

ただし、ダメージ部分をカバーする効果があまり高くなく、コーティング要素がほとんどなく、結果的にコンディショニング効果はあまり高いとは言えないでしょう。

シアバターや植物オイルなどが髪に乗っているうちはツヤなども感じられそうですが、土台が補修されることもなく、均一にコーティングされるでもないので持続性も期待できません。

やたらと高額なのはヘアケア効果が高いからではなく、原料に天然資源ばかりを使っているため。当然大量生産が出来ない天然資源を用いれば、コストが高くついてしまうわけです。

一般的なトリートメントであれば、シリコンひとつで済んでしまうことをあれこれと天然資源の寄せ集めで同じような効果を目指そうとしてコストが掛かっているということですね。

オーガニックがよほど好みである、という場合を除いては目的に対してひどく遠回りさせられてしまっているような印象です。

また、オーガニック好きに対しても、ベヘントリモニウムクロリドのような素材が果たして目的に見合っているのかどうか、といったツッコミが入るのは仕方のないところでしょう。

内容的に、すごく悪いということではありませんが、この値段を支払った上で手に入れられるものがとても微妙だという現実があるわけですので、果たして納得感を得られる対象があるのかどうか分かりません。

オーガニックだからやさしいというわけでもありませんし、オーガニック主体だから環境に負担がないというわけでもないので。むしろ貴重な資源をかなり使ってこのヘアマスクを作ることで、何に対してメリットがあると考えるのか、という点も気になってしまいます。

高くて効果が低くて、優しくもない、マスクもしないヘアマスクですので。