解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ロクシタン / LOCCITANEブランド名
ロクシタン容量
100ml参考価格
4752円1mlあたり
47.5円JANコード
3253581570593KaisekiID
7259全成分
ヘアオイルであることには変わりありませんが、少し個性がはっきりしない部分があります。
一般的なシリコーンオイルタイプではなく、エステルオイル(いわゆる人工油)ベースタイプで、ベタつきはしないもののシリコーンのように滑りが良くなるほどではないという使用感になります。
ベタッとはせず、ややサラッとしたタッチで、かつまとまりを得られるといった感じでしょうか。ヒマワリ油やオレンジ油などの天然オイルが添加されていますが、これらは香りの演出が中心と考えて良いでしょう。表向きな効果としてはエステルオイルが大部分を占めます。
添加成分に含まれるヒマシ油は、酸化のされやすさが弱点。皮膚刺激となる可能性が懸念され、天然由来だから安心というわけではないという一面も。
様々な天然油を内包するヘアオイルですが、その多くは皮膚には有益でも髪には無関係といった成分がほとんどではないか。にんじん種子油、カラスムギ種子油、大豆油など、皮膚コンディショニング効果は良いが髪には意味無しという素材が多く、アーモンド油あたりは馴染みが良い程度の特徴はあるもののヘアケアを最重視した構成とは言い難い。
やはりベースのエステルオイル(パルミチン酸イソプロピルなど)の油分補給効果が中心であり、ほぼすべてといっても良さそうで、髪の芯から集中補修などという戯言は一体何を根拠に言うのか、という話です。
よくあるシリコーンオイルの方がよほどサラサラ感は強いですし、リペア効果はお世辞にも期待できるレベルではないというのが端的な印象です。
ヒマシ油のリスクの部分も考慮すなければなりませんから、5000円近くの出品でこのクオリティでは正直残念な気分になるのであります。
ノンシリコンで天然成分がいっぱい♪みたいなイメージだけで買う人向けで、中身を冷静に見たら魅力が半減どころではないのです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。